26日、寒風吹き荒れる中、秩父宮ラグビー場では第58回全国大学ラグビー選手権、準々決勝、明治大学対早稲田大学の一戦が行われ、20-15で明治大学が勝利しベスト4進出を決めた。
MATCH REVIEW
対抗戦の早明戦から20日間、敗れた明治は天理大に勝利しベスト8進出を果たした。一方2位通過となった早稲田は選手権初戦となった。試合勘という部分で早稲田がどういう戦いを見せるか注目された。
先制したのは明治。前半1分、WTB石田吉平の仕掛けを起点に自陣から敵陣に入ると、FL福田陸人が縦にゲインしゴール前に迫ると左右に揺さぶり、最後は左エンドにいたFL木戸大士郎がトライ。5-0と明治が先制。
6分、早稲田はCTB長田智希キャプテンのゲインに対して明治がたまらずペナルティー。ショットを選択。SO伊藤大祐が蹴ったボールはゴールポスト右に当たり失敗。ボールインプレーでゲームが継続。明治のクリアキックが中途半端になり、長田がキャッチ。長田から伊藤、WTB小泉怜史とつながりタッチライン際を走り抜けトライかと思われたが、明治、飯沼がタックルでトライセービング。