15日、ラグビー女子15人制日本代表は、「太陽生命チャレンジシリーズ2023」フィジー代表との試合を前に、秩父宮ラグビー場で前日練習を行った。開始時間の16時は、局所的に豪雨が発生し、まさにスコールの中始まった。
練習終了後、出場すると初キャップになるンドカ・ジェニファ(LO・北海道バーバリアンズディアナ)と第1戦体の大きなフィジー相手にもものともしない突破で何度もゲインしチームを前進させた小林花奈子(CTB・横河武蔵野アルテミスターズ)に話を聞いた。
【ンドカ・ジェニファ】(LO・北海道バーバリアンズディアナ)
――ジェニファさんは出場すれば初キャップになりますが、どんな気持ちですか。
「正直すごい緊張してるんですけど、このチームジャパンのメンバーとして出られるのが楽しみです。
――これまで15人制でのプレーは?
「大学のとき、グレースのときにやりました。ポジションは今と同じでロックでした」
――8月の太陽生命セブンズシリーズ入れ替え戦のあと、15人制のスコッドに合流しましたが、入替戦のときにはもう(代表入りすることを)知っていましたか。
「いや、終わってからです」
――15人制に向けて一番準備してきたのはどういう部分ですか。
「スクラムとか、セブンズではやってなかったので、体がやっぱり細くなっていたので、パワー系、ウエイトの重りを増やしました。回数だったり、本数をふやしました」
――第一戦を見ていて、フィジーはどんな相手だと印象を持ちましたか。
やっぱりコンタクト、接点の部分が強くて、ラックを作るというよりはオフロードで繋いでくるチームなので、自分がDFに入ったらまずはボールを殺せるようにしたいと思いました」
――第一戦は連続トライを取った後に、ちょっと流れが悪くなって、後半攻められるような展開でしたが、第2戦にはどんなイメージを持っていますか。
「自分はリザーブスタートなので、もし試合に出れたら、後からエネルギーを出して周りに貢献できたらいいなと思います」
――練習で新たな発見とかはありましたか。
「ラインアウトとかで自分はこれまでジャンパーとして飛ぶ機会はあまりなかったので、もしジャンパーをやる機会があったら、雅未さんのように高さを増やそうと思います」
――第2戦に向けて、自分の強みをお願いします。
「ボールキャリーをする時のステップワークが私の強みなので、ステップで相手をずらして、ちょっとでも前にゲインできるように、っていうことを意識して、負けないようにしたい」
【小林花奈子】(CTB横河武蔵野アルテミ・スターズ)
――第1戦ではボールキャリーなどで大活躍でした。そこに向けてどんな準備をしてきたのですか。