1月7日、東大阪花園ラグビー場では第96回全国高等学校ラグビーフットボール大会決勝、東福岡(福岡)と東海大仰星(大阪)の試合が行われた。
頂点をかけた勝負は序盤から激しい攻防が続いた
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東福岡は準々決勝、準決勝はいずれも後半に逆転する厳しい戦いを勝ち抜いてきた。東海大仰星も、準決勝ではAシード校の桐蔭学園を後半突き放し決勝に勝ち進んだ。2016−17シーズンの頂点をかけた60分が仰星のキックオフで始まった。
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突破をはかる東福岡・箸本
前半の入りは東福岡がボールを保持し仰星陣内へ攻め込む時間帯が続くが、仰星のディフェンスラインもそう簡単には崩れない。前半10分、東福岡の猛攻を凌いだ仰星が自陣22m付近からキックで敵陣にボールを進める。相手ボールのラインアウトでプレッシャーをかけノックオンを誘い、敵陣22内側でスクラムのチャンスを迎える。しかし東福岡のディフェンスも固くこちらも崩し切ることができない。