スーパーラグビーはハイレベルの個人技の応酬 厳しい。でも日本には最高の学びのチャンス!しょっさんの大好き海外ラグビー!VOL1 | ラグビージャパン365

スーパーラグビーはハイレベルの個人技の応酬 厳しい。でも日本には最高の学びのチャンス!しょっさんの大好き海外ラグビー!VOL1

2016/02/17

解説●大西将太郎 構成●大友信彦


こんにちは、大西将太郞です。
今シーズンをもちまして、現役を引退しました。最後のシーズンは、なかなか試合に出るチャンスがなくて、トップリーグで142試合も出続けた人間としては正直、気持ちの持ち方が難しかったけれど、今までにない経験を積むことができたし、最後はオールスターに出るチャンスまでもらえて、やれることはすべてやりきりました。僕のラグビー人生は本当に幸せでした。ありがとうございます。
今月から、ラグビー専門ウェブマガジン、ラグビージャパン365で、コラムを持たせていただくことになりました。

いよいよ始まるスーパーラグビーを中心に、僕の大好きな海外ラグビーの魅力、最高にクールな海外のラグビー仲間、オススメの試合や注目選手、ビッグゲームのみどころなどを、ラグビーファンのみなさんにざっくばらんにお伝えしていきたいと思います。よろしくお願いします!

海外のラグビーを大好きになった原点…スーパーラグビー

いよいよスーパーラグビーが始まります。
スーパーラグビーは、僕が海外のラグビーを大好きになった原点といえる大会です。僕にとって、海外ラグビーとのファーストコンタクトは、啓光学園高3年の夏のNZツアーでした。

こんな国があるのか? と思いました。国中がラグビー一色。生活の中心にラグビーがある。当時は試合が終わるとファンがピッチに走り込んで、有名選手にサインや記念写真をねだっていました。僕も、試合の後はピッチに走り込んで、アンドリュー・マーテンズやジョナ・ロムーに一緒に写真を撮ってもらいました。

スーパーラグビーのチームでも、今回、五郎丸が行ったことで日本中のファンが注目しているのがクインズランド・レッズですが、僕は同志社大からワールドに入った社会人1年目と2年目に、それぞれ日本の春から夏にかけての半年ずつ、ブリスベンに留学して、レッズのアカデミーでプレーさせてもらった経験があります。そのとき、レッズ入りを目指して一緒にプレーしていた中には、スティーブン・モーアやドルー・ミッチェルがいました。僕らが練習していたグラウンドの横では、トータイ・ケフやウェンデル・セーラーといった、ワラビーズの中心選手が練習していました。

僕自身、ブリスベンにいたときは、アカデミーで練習して、クラブラグビーでプレーをしながら、日帰りでキャンベラまでブランビーズの試合を見に行ったり、NZまで泊まりがけでクルセーダーズやハリケーンズやブルーズの試合を見に行ったりしました。ほとんど追っかけですね(笑)。

でも、そのころNZで話しかけた選手が、何年か経ってトップリーグに来て、そのときのことを話すと覚えていてくれてたりしました。スター選手も本当に謙虚でフレンドリーなんです。

 

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