こんにちは、翔太です。
2週間、たっぷりと楽しませていただきました。クロスボーダーラグビー、NZからスーパーラグビーの上位、チーフスとブルーズを招いてリーグワンの昨季4強が対戦するという企画。こちらはシーズン開幕後であり、負傷のリスクを覚悟で強度の高い試合に臨む、向こうはプレシーズンで、かつオールブラックスのスター選手はワールドカップでの出場時間によってプロテクトされていて、出場時間も40分ないしゼロと、さまざまな制約がある中で行われた大会でしたが、僕は素晴らしい大会になったと思いました。
リーグワンの実力とポテンシャルを世界に向けて示すことができた
何よりも、各チームが本気で準備をして、リスクを覚悟の上で本気で戦ってくれた。その結果、日本のラグビー、リーグワンの実力とポテンシャルを世界に向けて示すことができた。もちろん、相手はプレシーズンマッチなので、多くの選手に実戦を経験させるのが目的で、ガチンコで勝ちに来るわけじゃないけれど、それはこちらも同じ。
考えてみれば、スーパーラグビーのNZチームは5。リーグワンのD1は12チーム。もちろん海外のスター選手もたくさん入っているとはいえ、日本のリーグワンにはこれだけのクオリティのチームがたくさんあるんだということが改めて証明された。そのことは、今回来日した2チームのHC、キャプテンが会見等で繰り返し触れていたことでした。
そして、リーグワン勢はワイルドナイツが完璧なベストメンバーで臨んでチーフスに勝利し、スピアーズも5点差の接戦。スピアーズはフォーリー、立川、木田が負傷で、ファンデンヒーファー、コールズ、ブルブリンクはコンディション調整で、ラピースは家庭の事情で欠場、ラスト20分間はリーグワンでも出場歴の少ない若手が交替で大量にピッチに入りましたが(相手も同様でしたが)突き放されるどころか追い上げて、最後はあわや逆転か? という場面まで作った。