ウィルチェアラグビー日本代表 ロンドンオリンピックに向けて記者会見 | ラグビージャパン365

ウィルチェアラグビー日本代表 ロンドンオリンピックに向けて記者会見

2012/07/23

文●大友信彦


7月23日、東京・秩父宮ラグビー場で、ロンドンパラリンピックに出場するウィルチェア(車いす)ラグビー日本代表の記者会見が行われた。

23日の会見は「ラグビーの聖地」秩父宮ラグビー場で行われた

23日の会見は「ラグビーの聖地」秩父宮ラグビー場で行われた

パラリンピックのウィルチェアラグビーは、1996年のアトランタ大会でデモンストレーション競技として実施され、2000年シドニー大会から正式種目に採用。日本は初めて参加した2004年アテネ大会で8位、2008年北京大会では7位に終わったが、2010年にカナダ・バンクーバーで行われた世界選手権では3位で銅メダルを獲得。昨年11月のアジア・オセアニア予選でラグビー王国NZを破ってロンドン切符をつかんだ。今年6月、ロンドンの前哨戦として行われたカナダカップでは、予選リーグで、2005年以降国際試合に無敗を誇っていたアメリカを破る金星。決勝トーナメントでは準決勝でカナダに、3位決定戦ではオーストラリアに競り負け、4位に終わったものの、「世界中が目標にしていたアメリカを破ったことで自信を深めた」と岩渕典仁ヘッドコーチは言葉に力をこめた。

ウィルチェアラグビー日本代表は、前回北京のあと、「アスリートとしての意識を高める」(岩渕HC)取り組みに着手。栄養、トレーニング、休養、スカウティングなどなど、幅広い分野で強化の環境を改善。
「日本の強みはスピードとチェアスキル。組織的なディフェンス。あと、見てほしいのはタックルです。アグレッシブなコンタクトプレーを見てほしい」(同)

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