スコットランドが主力温存でも9トライの猛攻でロシアに完勝!調子をあげて最終横浜決戦へ | ラグビージャパン365

スコットランドが主力温存でも9トライの猛攻でロシアに完勝!調子をあげて最終横浜決戦へ

2019/10/09

文●編集部


9日、静岡・エコパスタジアムではラグビーワールドカップ2019、プールA・スコットランド対ロシアの一戦が行われた。44,323人の大観衆が来場し熱戦を目撃した。

初戦アイルランドに負けたスコットランドは続くサモアに34-0と完勝。中3日でプール首位の日本と戦うため、主力を温存。キャプテンはFLジョン・バークレーが務め、BKではWTBダーシー・グラハム、トミー・シーモアらが中心となる布陣となった。

今回出場するチームの中で最後に出場を決めたロシア代表は、この試合がワールドカップ最終戦。選手の疲労も高まる中で、2023年フランス大会につながる、今後のロシアラグビーの発展のためにどこまでチャレンジができるか注目された。

試合開始から、10分前後は、フィジカルの強さでロシアがフェイズを重ねる。スコットランドにとっては我慢の時間帯が続く。11分、ロシアボールスクラムをスコットランドがターンオーバー。マイボールスクラムとして、SOヘイスティングがトライ。7-0と先制。ようやくロシアのディフェンスをこじ開けたスコットランドは17分にも再びヘイスティングがトライを決め14-0とリード。さらに21分、ロシアのパスカットに入ったSHホーンがトライ。ヘイスティングのコンバージョンも決まり21-0として前半を終える。

後半立て直しをはかりたいロシアに対し、キックカウンターからWTBグラハムがビッグゲイン。ラストパスを受けたSHホーンがトライを決め28-0とするとスコットランドが怒涛のアタック。50分には敵陣ゴール前のモールからHOターナーがトライ。55分にはWTBシーモアがキックパスをキャッチしてトライ。さらに58分にはSHホーンがダメ押しとなるトライで勝負を決めた。74分にはキャプテンをと詰めるバークレーもトライを決め。9トライと決め61-0で大勝した。

スコットランド・タウンゼントHCは「非常に大きな成果をあげました。選手たちを称えたい。セットピース、スクラム、ロシアはフィジカルも強かったがFWがうまく対応できた。モールは、よくなってきている。ボーナスポイントを取れたことは素晴らしい。取れていなければ日曜日の試合も厳しい試合となっただろう。さらに我々がボーナスポイントをとったことで土曜日のアイルランドの試合も面白くなるでしょう。この試合は選手たちの自信につながった」と評した。

中3日で迎える日本戦については「スケジュールについては、ずっと予定していたことです。確かに今夜の試合で選手の管理をしなければならなかったのは確かです。日本戦はチャレンジングになると思います。明日、しっかり休んで、日曜日に最善のラグビーができるようにしたい」と話した。

スコットランド、ジョン・バークレーゲームキャプテンは「昨日は少し緊張していました。それはこの試合で大きな責任があるからでした。ですが、前半を21-0で折り返すことができたのは良かった。ロシアはスピードもあったし、アジリティーもよかった。私の中ではランキングを見ていないで、試合も楽しめたし、今日にむけて準備したことがだせた。選手たちはこの試合を通してステップアップしたでしょう」

4敗、1トライで全ての試合を終えたロシア、リン・ジョーンズヘッドコーチは「これで最終戦ですが、ロシアとしては大きな成功をしたと思います。最後まで選手たちは出し切ったと思います。ティア1チームのラグビーは全く別のスポーツでした。この大会に向けては、ラグビーの基本を固めて、セットピース、ディフェンスを中心に準備をしてきました。アタックはこれからもっと強化していかなければならない。協会が将来にむけて強化をすればロシアのフィジカルの可能性は無尽蔵です。楽観的に考えています」と今大会を振り返った。

ロシア・アルテミエフキャプテンは「30歳半ば何人かは代表の試合から引退すると思います。私は今後もプレーしたいと思っています。2023年のことはちょっと先のことでまだわかりません。このスコッドのポテンシャルもモチベーションもまだまだあります。この大会は多くの学びがあり、経験を得ることができました。コーチが言うようにティア1のラグビーは全く違う次元のものでした。私達も良い時はボールを回すこともできた。ただ、厳しい局面になったときにどうするのかという部分はもっと突き詰めていきたい。このチームはすごく楽しかった。ギリギリまで命を賭けて戦うことができる。」と話し、スタジアムを後にした。

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