ラグビーワールドカップ2019・決勝、イングランド代表、南アフリカ代表メンバー発表 | ラグビージャパン365

ラグビーワールドカップ2019・決勝、イングランド代表、南アフリカ代表メンバー発表

2019/10/31

文●編集部


9月20日に開幕したラグビーワールドカップ2019・日本大会も残すところあと2試合。2日に横浜国際競技場で行われる決勝、イングランド代表対南アフリカ代表の試合登録メンバーが発表された。

イングランド代表・試合登録メンバー

1. マコ・ブニポラ
2. ジェーミー・ジョージ
3. カイル・シンクラー
4. マロ・イトジェ
5. コートニー・ローズ
6. トム・カリー
7. サム・アンダーヒル
8. ビリー・ブニポラ
9. ベン・ヤングズ
10. ジョージ・フォード
11. ジョニー・メイ
12. オーウェン・ファレル(キャプテン)
13. マヌ・ツイランギ
14. アンソニー・ワトソン
15. エリオット・デーリー
16. ルーク・カワンディッキー
17. ジョー・マーラー
18. ダン・コール
19. ジョージ・クルーズ
20. マーク・ウィルソン
21. ベン・スペンサー
22. ヘンリー・スレード
23. ジョナサン・ジョセフ

 

南アフリカ代表・試合登録メンバー

1. テンダイ・ムタワリラ
2. ムボンゲニ・ムボナンビ
3. フランス・マルヘルベ
4. エベン・エツベス
5. ルード・デヤハー
6. シヤ・コリシ(キャプテン)
7. ピーターステフ・デュトイ
8. ドゥエイン・フェルミューレン
9. ファフ・デクラーク
10. ハンドレ・ポラード
11. マカゾレ・マピンピ
12. ダミアン・デアレンデ
13. ルカニョ・アム
14. チェスリン・コルビ
15. ウィリー・ルルー
16. マルコム・マークス
17. スティーブン・キツホフ
18. ビンセント・コッホ
19. RG・スナイマン
20. フランコ・モスタート
21. フランソワ・ロー
22. ハーシェル・ヤンチース
23. フランス・ステイン

 

「この試合にむけ4年間準備をしてきた。やるだけのことはやったから選手たちはリラックスしている」イングランド代表、エディ・ジョーンズHC

ーー決勝への準備


このゲームに向けて4年間準備してきた。我々がどんなプレーをしたいのか、どうフィットするか、このトーナメントをどう楽しむのか、明確な戦略がある。唯一残念なのは、このトーナメントが終わってしまうということだ。我々は素晴らしい時間を過ごして来ました。続いてほしいですが、終わってしまいます。我々にはもう一度、いいプレーができる機会がある。だから、何も恐れず土曜日はプレーをしたい。

南アフリカは、思い通りのゲームにはさせてくれないと思う。フィジカルでハードにくるだろう。それを楽しみにしているし、ゲームに課されるだろう。我々の方がいいプレーができる。それは疑いのないことだ。

大会を通して、特に今週は選手たちの準備には感銘している。抜け目ないが、同時にリラックスした雰囲気だった。それは、彼らがやるべきことをやったと言うことを知っているからだ。全ては、土曜日にわかります。他のチームのように、多少、不安やナーバスなところもあります。同時に、さらにいいプレーができるだろうと興奮しています。

ーー何かいつもと違うメッセージは送りましたか?


何もない。ただ、ピッチに出て試合をするだけです。我々にとって素晴らしいことは、しっかり準備ができたこと、(決勝を戦うという)機会があるということ、そして、このために4年という時間を費やすことができたということです。一般的に、ワールドカップ(の決勝)は、世界でベストな2チームによる戦いです。プール戦を勝ち抜き、準々決勝、準決勝と勝ち進んでいかなければたどり着かない頂上の試合です。

そこにたどり着いた2チームは、精神的にも肉体的にも、戦術的にも、戦う準備はできているのです。だからこそ、(決勝は)これまでのゲーム以上に何かが起こると思います。

――世界ランキング1位になりました。


それはただそうなったというだけ。この大会にむけてシンプルなアプローチをしてきました。毎日、毎週、良くなろうと努力をする。そして毎試合、もっと良くなろうと努力をする。それを続けるということです。

1位になったことを気ににする必要はない。それは自分たちが関与するものでもない。明日さらに良いプレーをするそして前の週よりもうまくなる。それが私たちが関心をもっていることです。そういうアプローチがディシプリンをもってプレーできることにつながり、またスキルをもってプレーする余裕をもつことができるのです。だから私たちは土曜日にむけいい準備ができていると感じています。

――今大会について


とてもファンタスティックなワールドカップだね。日本の人々は素晴らしいホストでした。スタジアムは満員で、素晴らしい雰囲気でした。わたしはこれほど多くの外国人が日本のユニフォームを身に着けていることを見たことがありません。

ここまで素晴らしいサポートもしていただきました。そして土曜日に向けても同じです。本当にこれほどまで素晴らしい大会が終わってしまうのが残念で仕方ありません。トップチームにとって日本という中立的な国で行われた特異なワールドカップです。まただからこその難しさもあったと思います。

台風もありましたし、天候が厳しい時もありました。チームはそういった状況に適応しなければならなかった。インドアのスタジアムではボールが滑りやすい状況でプレーしなければならなかった。

土曜日は完璧なコンディションになるでしょう。気温も16度。ラグビーにとっては最高の天候です。ワールドカップの中で難しい大会だったと思いますし、その環境に適応したチームが最も成功したチームだと言えます。

――チームの成長について

このチームにとっては勝利も負けも成長するには重要だった。2016年のフランスに勝利してグランドスラムをはたしたことは一つの重要なことだった。まずは自分たちのゲームをすることそして後半自分たちがこれまで成長してきたこと発見する、今週、南アフリカと戦うことは素晴らしいレッスンです。南アフリカが何をやってくるか予想するような余裕はありません。すべてのマインドセットは、恐れず、どこでゲームをするか、どのレベルでゲームをするかということに向いています。


――ケガ人の状況について

スコッドに関しては、ハードワークができるフィジカルもフィットしていてケガをしていても懸命にリハビリをしてくれていて32名は大丈夫だ。たった1人はプレーできない。ここ5,6試合を見てもらえれば90%近くのスコッドは問題ない。素晴らしいメディカルスタッフ、ストレングス&コンディションニングスタッフがいる。カイル・シンクラ―は間違いなく今週末ブンブンやってくれるでしょう。

「監督としてこれが最後の試合。土曜日何が起きようと、この試合をこの先に生かしていかなければならない」南アフリカ代表、ラシ―・エラスムスヘッドコーチ

――FBコルビがチームに戻ってきました。


彼が準決勝で出場できないことで少しナーヴァスになっていました。しかし準決勝でスブシソ・ンコシがその能力を準決勝で見せてくれたこと、さらにンコシがいたために不運にも出場できなかったウォリック・ジェラントも含め、選手層の厚さがこのチームの素晴らしいところだ。

――南アフリカの向上について


我々の選手やファンの数を考えると、学校や選手、設備面のサポートといった資源や構造を見直す必要があった。一度(代表チームが)どん底までおちたことでそれを気付かされた。そしてそうした資源を得た今、強くならないわけはなかった。突然強くなったわけではない。決勝に進出したことは本当に素晴らしい。勝利するために自分たちのベストを尽くすし、土曜日、イングランドに勝利するチャンスがあると思っている。

しかし一貫性をもった大きなチャレンジとなると思う。素晴らしい選手がいてそしてコーチがいて、設備がありストラクチャーをもっていることはスプリングボクスにとってよいことであり、世界のトップ3にとどまらなければならない。または常にそこを目指して競っていかなければならない。

――エディー・ジョーンズ イングランド代表ヘッドコーチについて
 

エディは…素晴らしい指導者で、2007年大会前の3週間、一緒に仕事をでき光栄だった。とても仕事熱心で、自分が何をしたいか、自分のチームの強みを生かすにはどうしたらいいか、相手の弱みを突くにはどうしたらいいか分かっている。

みんな彼が「ワーカホリック(仕事中毒)」だし、選手の良さを最大限引き出してくることを知っている。メディアを使って相手の指揮官についてちょっかいを出すのもとてもクレバーだ。それは、彼の指導の素晴らしさから目をそらせているんだ。ある指導者はエディーとの舌戦に巻き込まれるが、彼がチームを指導し、プランし、戦術、リーダーシップの技術、ビデオセッション、ゲームプランといったことをしっかりやっていることを忘れてしまう。これがエディーの特技の一つ。人々が舌戦を楽しむのは私も好きだし、人々を楽しませるのも指導者の技術の一つだと思う。ただ、私にはそれができない。それをやり始めたら、ビデオセッションやラインアウトでやらなければならないことを忘れてしまうからね。」
 
 

――イングランドの弱点について


弱点はたくさんないよ。ラインアウトは優秀だし、スクラムは強く、ブレークダウンも素晴らしいし、強いボールキャリアがいる、WTBはスピードがあり、空中戦でもすごい。試合を分けるのは一つ、二つくらいの瞬間になるだろう。(準決勝の)ニュージーランド戦ではトライが一つだけだったし、ニュージーランドもトライは一つだった。正直なところ(イングランドは)もう1、2トライは取れたかもしれないが。

ただ最終的にニュージーランドの規律(のなさ)の代償を払うことになった。11か12回はペナルティーを犯した。(それに対して)イングランドは4,5回だった。イングランドのプレッシャーがそういう状況を引き出した。我々は同じような瞬間でもしっかりと対処してペナルティーを与えない。1度か2度、チャンスが訪れた時はポイントを奪う。イングランドは絞め殺しにかかってくるので、そこにも対処しなければならない。


――スプリングボクスをW杯決勝で指揮することについて

これまでテストマッチを25試合戦ってきたが、正直に言っておそらくこれが最後になる。監督として臨む最後の試合になるだろう。私にとってこの25試合があっという間に過ぎてしまい感傷的になる。スプリングボクスに携わることができてアドレナリンが溢れた。ここにいることができとても素晴らしい。あと3日で全て終わってしまうことは悲しい。ただ監督の職がどうなるにせよ、今後も(チームと)深く関わることができると願っている。

ただ、これだけは言っておきたい。またボクスに携わることで南アフリカのためにラグビーが何ができるか、私に希望を与えてくれた。3年前の私は、「ただプレーしよう。みんなが話題にしているからといって「hope(希望)」なんて言うのはやめよう。ラグビーはラグビーだ。ただプレーしよう」といっていた輩だった。しかし、完全にその考えが変わった。情熱をもって正しくプレーをすれば人々はそれをみて、今直面している問題を忘れ、意見を合わせることができる。

私はこの(監督という仕事を)楽しんだ。土曜日に何が起きようと、我々はこの試合をこの先4年、5年、6年、生かしていかなければならない。土曜日の試合が終わっても前向きさを失ってはならない。

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