26日、日本選抜に勝利した世界選抜。チームを率いたロビー・ディーンズヘッドコーチ(パナソニック)とアンドリュー・エリスキャプテン(神戸製鋼)は短期間で作り上げたチームの成果とジャパンの粘り、それからこの試合で得た学びについて語った。
「コーチとして、しっかり準備期間がある代表チームに勝利したことは満足」ロビー・ディーンズヘッドコーチ
日本代表としては素晴らしい準備になったのではいかと思います。我々の方からすると本当に素晴らしい試合だったと思いますし、非常に短い時間の中でチームを準備してインターナショナルチームと対戦しないといけない。日本代表はしっかり準備期間があると思えば、今日の試合は素晴らしかった。コーチとしては満足しています。引退を間近に控える選手やこの試合が引退の選手がいる中で、彼らのスキルは今日の試合で見ることができた。
足の方は追いつかない部分があったが、彼らが気持ちを出してプレーしてくれたことは嬉しく思います。そしてチーム一つまとめあげてくれたという意味では、隣にいるエリスの功績が非常に大きかった。彼がそうしたことを一番できる選手だと思います。
この試合のもっとも大切な目的は、日本代表がこれからのテストマッチの準備だと思いますので、日本代表は一番素晴らしい準備ができたのではないかと思います。これからのテストマッチシリーズに向けて良かったのではと感じています。
「今日の試合でジャパンは個人技のところをどう対応するかについてするかについて大きな学びがあったのではないか」アンドリュー・エリスキャプテン
私としては、本当にこのチーム一つになれたことを誇りに思えます。今日の試合は個人の力以上のものをひとりひとり出したと思います。それを象徴したのはブリッツ選手がBK選手にタックルしてトライさせなかった。それは全員の気持ちを象徴していたのかなと思います。このチームの中にはW杯に向けて スコッドに入ろうと一生懸命やっている選手もいれば引退しようとしている選手もいるが、そういった選手が一つにまとまって1週間やれたことを誇りに思えます。