10月27日、日本選抜XVとの試合を翌日に控え、世界選抜XVは午前中から試合会場のレベルファイブスタジアムで練習を行った。練習後、宿泊先のホテルにて、ロビー・ディーンズヘッドコーチ、ジェフ・パーリング選手、クワッガ・スミス選手が記者会見を行った。
世界選抜がやるラグビー「ラグビーの素晴らしい部分を最大限に発揮すること」ロビー・ディーンズヘッドコーチ
世界選抜を指揮する、ロビー・ディーンズヘッドコーチは冒頭、「バーバリアンズスタイルでラグビーをするのですか?」という問いにこう答えた。
「そうですね。そういったラグビーをやることが理念の一つ。短い時間でチャレンジすべきことは何か。今週、集合した際に選手たちも話をしました。こういった機会で自分たちのパフォーマンスをだせることが求められている。集まった選手はすでに一定の評価を得た選手たちで、代表でも活躍しています。相手に脅威だなと思われるようなプレーをしてほしいと話をしました。」
「このようなコンバインドのチームだからこそできることがあります。日本の選手にとっては、いつも一緒にプレーしている選手と対戦する。逆に、いつも戦っている選手と一緒にプレーをする。そういった環境では、かえって自由にプレーができる。コーチとしては彼ら選手一人一人の強みとなるところを最大限引き出していきたい。
試合となる明日は、ジェフ(・パーリング)の誕生日です。私達は今週月曜日から毎晩セレブレイトしてきました。4回したから4日間で4歳年を取ったかもしれません(笑)。明日の試合では、ジェフが最初のラインアウトでコールをするかもしれません。この美声ですからね。それがうまいかどうかは別に。試合でも何かセレブレイト(祝い)しても良いかな。世界選抜がやるラグビーは「ラグビーの素晴らしい部分を最大限に発揮する」ことです。」