ついに開幕するリオデジャネイロオリンピック。このオリンピックから正式種目となったセブンズこと7人制ラグビー男子日本代表の選手たちを写真と貴重なエピソードを織り交ぜ紹介する。
キャプテン:桑水流裕策(くわずる・ゆうさく)
コカ・コーラ レッドスパークス
1985年10月23日生まれ、鹿児島県出身 30歳
鹿児島工-福岡大-コカ・コーラ レッドスパークス
188cm、97kg
2009年RWCセブンズ、2013年RWCセブンズ出場
セブンズワールドシリーズ出場大会数:33
15人制日本代表キャップ3
ポジション:PR(7人制)、FL(15人制)
中学時代はサッカー少年。鹿児島工1年でラグビーを始める。福岡大2年の2005年9月、スリランカセブンズでセブンズ日本代表に抜擢されデビュー。188CMの長身と抜群のバネで空中戦を支配し、無尽蔵のスタミナで走り続け、密集戦を支配する。10年以上にわたってセブンズ日本代表を支えるミスターセブンズ。
2015年8月のアジアセブンズシリーズ中国大会からセブンズ日本代表のキャプテンに就任。世界的には大きくないサイズながらキックオフを支配することについて理由を聞かれると「ヨイショするわけじゃないけど、坂井や合谷がピンポイントにキックを落としてくれるおかげです」。どこまでも謙虚なリーダー。だが、サッカー時代に得意だったプレーは「オフサイドトラップをかけること。うまく引っかかってくれると楽しかった」。マジメなだけのカタブツではない。