パリ五輪でメダル獲得を目指し、熊谷で合宿中の男子セブンズ日本代表候補が4月29日(月)に練習を公開。練習後、石田吉平、加納遼大、谷山隼大に話を聞いた。
石田吉平
――チームでは数少ない東京五輪の経験者です。
「自分と加納さんは東京五輪を経験している。その経験は大きいと思うので、それをチームに伝えていくのが役目だと思っています。どれだけすごい選手でも、五輪の舞台ですぐにパフォーマンスを出せるかと言えば難しさはある。自分たちはそこに向けて奇襲をかけていきたい」
――5月にはチャレンジャーシリーズの第3戦、ドイツ大会があります。
「チャレンジャーシリーズも大事だけれど、オリンピックでメダルを獲得することが最大の目標なので、そこに向けて課題を修正していくことを意識して臨みたい」
――今のチームが目指していることは。
「アタックでもディフェンスでもリスクを取って仕掛けていくことです。特にディフェンスはできてきていると感じます。これは2024年が始まって最初の合宿から取り組んでいる。それがどこまで自分たちのいい形で出していけるかを確認するのが今度のチャレンジャー大会になる。4月のフィジー遠征でも自分たちのディフェンスは通用したところがあったし、自信はあります」