2位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイは3位の東京サントリーサンゴリアスをホーム・えどりくフィールドに迎え、今シーズンの最終戦を戦った。5月13日から始まるプレーオフでも戦う相手にスピアーズは途中13人と数的不利な状況に陥ってしまう。
その中でもCTBテアウパ・シオネのトライでサンゴリアスに許したリードを縮めると、後半32人に今度はサンゴリアスが1人少なくなり、数的優位にたつとルアン・ボタがトライ。自陣から相手のパスカットをしたFBゲラード・ファンデンヒーファーが独走トライ。NO8ファウルア・マキシのビッグゲインからFL末永健雄のトライでノーサイド。39-24でスピアーズが勝利し、2位通過を決めた。
フラン・ルディケHCは「13人だった局面で、リーダーたちが落ち着いてブルーヘッドになり、トライが取れたことが大きかった」と試合を振り返った。
立川理道キャプテンも「ゲームの中でシンビンが2人出たりして苦しい時間帯があったが、前半からうまくコントロールできた。前半、風を使ってほとんど敵陣にいたことがスコアにすながった。後半、2人いない中、かなり追い込まれるというか、相手のペースになりかけた部分もあったが、13人でスコアできたことが大きかった。このゲームのすごく大きなポイントだったし、みんなが一つになって何をするかわかっていた。バーナードがSHをしてくれたし、FWがハードワークしたりとうまくリードできたことは、プレーオフにむけて良い収穫だったと思う。」
プレーオフの初戦の相手は再びサンゴリアスであることについて立川は「サントリーとはもう一度試合をすることが決まっているので、この試合での学び、開幕からの成長をみせていきたい。お互い一緒なので、深く考えず。自分たちが何をしないといけないか話し合いが始まると思います。」と意気込みを語った。