4月23日、都内でNTTジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン1のプレーオフに進出した4チームの主将らが集結し、5月13日から始まる決勝トーナメントへの意気込みを語った。

準決勝第1試合：埼玉パナソニックワイルドナイツ　ー　横浜キヤノンイーグルス

5月13日（土）に行われる準決勝第1試合は、横浜キヤノンイーグルス（シーズン4位）が、連覇を目指す埼玉パナソニックワイルドナイツ（シーズン1位）に挑む。

チーム初のトップ4入りを果たした、横浜キヤノンイーグルス・梶村祐介主将は「やっとこの舞台に立てることがすごく嬉しい。昨季、手が届きそうで最後、自分たちから手放してしまったシーズンだったので、今季、何としてもプレーオフに登りたいという強い気持ちで臨んだのがこの結果につながった。」と喜びを語った。

また今シーズンチームに加入し、活躍したSHファフ・デクラークも「すごく嬉しい。ワクワクしています。ずっとキヤノンでプレーしてきた選手たちにとって、プレーオフ進出したことは特別だったと思います。自分としても初年度でプレーオフ進出できて嬉しい。さらに高みを目指していきたい」と話した。

梶村祐介-ファフ・デクラーク

今シーズン15勝1敗で首位通過を果たした、初代王者・埼玉パナソニックワイルドナイツの坂手淳史主将は「チームとして目標を持って毎週過ごしてきました。難しい試合もあり、勝てたゲームも負けたゲームもあり、みんなと一緒に強くなってきている。

坂手淳史-松田力也

（静岡ブルーレヴズの負けは）勝って修正することも大事ですし、負けて修正することも大事です。ワイルドナイツが目指しているものは何も間違っていなくて、チームの役割が不足すると勝てなくなるともう一度見直すことができた。どういうものを目指すか確認できました。負けていいわけではないですが、糧にできた負けの一つです」とチームとして再び結束が固まったことを表現した。