NTTジャパンラグビーリーグワン2022-23、初代王者の埼玉パナソニック・ワイルドナイツは連覇をかけてクボタスピアーズ船橋東京ベイとのファイナルに挑んだ。
![後半17分堀江のトライでワイルドナイツが2点差に迫る](/img/2023/0522/77efec12cc9349b02685bea8ed97d774_original.webp)
後半17分堀江のトライでワイルドナイツが2点差に迫る
前半お互いにミスが多かったが、後半ワイルドナイツはHO堀江翔太が反撃の口火をきるトライで2点差とすると、さらにルーキー・WTB長田智希が対面のルーキー、木田晴斗さらに大阪仰星高校の先輩であるWTB根塚洸雅を弾き飛ばし逆転のトライ。ここまでは「ワイルドナイツ劇場」の幕開けかと思われた。
![長田が木田・根塚のタックルを交わしインゴールへ。](/img/2023/0522/1e64f1a745e0f041a38e3ddf3e236591_original.webp)
長田が木田・根塚のタックルを交わしインゴールへ。
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しかしこの試合では、残り12分とスピアーズには冷静になるには十分な時間が残されていた。スピアーズSH藤原忍のボックスキックで、ボールはワイルドナイツ陣内22m手前付近の絶妙な位置に落とされた。
![ルーズボールが根塚に入りボールをキープ](/img/2023/0522/dca30f8f6d8b8370578737955202f30d_original.webp)
ルーズボールが根塚に入りボールをキープ
ハイボールのキャッチではチーム1とも言える野口竜司のもとへ。そこにはスピアーズも、NO8ファウルア・マキシ、WTB根塚洸雅が素早くチェイスしていた。プレッシャーのかかる中でマキシと野口がコンテスト。両者とも確保できずルーズボールは根塚のもとへ。
![立川理道が木田へキックパス](/img/2023/0522/bdb6f4687b4d5a556d261e97630bf02c_original.webp)
立川理道が木田へキックパス
マリカ・コロインベテがプレッシャーをかけるも根塚にボールをキープされラックを作られると、すぐさま左オープンサイドに展開。アタックラインができていたスピアーズにくらべ、ワイルドナイツは、ディラン・ライリー一人のみ。立川理道が大外でコールをしていた木田晴斗へキックパス。ボールをキャッチした木田がトライを決め再びスピアーズに逆転を許してしまう。
![キックパスをキャッチした木田晴斗](/img/2023/0522/b02d240a61f316e590a8dadeb26f80bc_original.webp)
キックパスをキャッチした木田晴斗
![そのままインゴールへ再び逆転となるトライ](/img/2023/0522/8ac1324953e7604ad80795774cd92a69_original.webp)
そのままインゴールへ再び逆転となるトライ