1月27日(土)、神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場では横浜キヤノンイーグルスがコベルコ神戸スティーラーズを迎えて交流戦が行われた。前半はホストのイーグルスが10-0とリードして折り返したが、後半、スティーラーズが巻き返して27-31で逆転勝利を収めた。
3節以来の復帰となったスティーラーズのFB山中亮平は得意の左足のロングキック、そしてランで勝利に貢献し、「疲れましたね」と言いつつも笑顔でミックスゾーンに現れた。
そしてイーグルスの絶対的司令塔SO田村優は、この試合でもキック、パスでコントロールし、DGも決めて見せた。しかしホストの試合で逆転負けしたため、憮然とした表情で「負けるはずのない試合だった」というコメントを繰り返したが、チーム力がついてきたことには手応えを感じていた。
コベルコ神戸スティーラーズ FB山中亮平
(久しぶりの出場で)疲れたっすね。3連敗していたので、勝たないといけない試合なので(勝てて)ホッとした。前半はペナルティーが多くてうまくいかなくて、相手ペースでラグビーが続いていた。後半は自分たちの流れを作れて良かった。
――いいタッチキックも多かった
それは自分の役割だし、後半の大事なときに自分のキックで相手陣に入っていくのは持ち味だし、そういうプレーはしっかりやれた。
――後半しっかり修正できた?
とりあえずボール継続してアタックすればトライとる能力あるので我慢して、無理なプレーせずフェイズ重ねて狙っていこうと話していた。