9月19日、静岡スタジアムエコパで、ヤマハ発動機ジュビロを母体に今年7月に誕生した静岡ブルーレヴズの初めての対外試合となる豊田自動織機シャトルズ愛知戦が行われた。
この試合は、RWC2019で日本がアイルランドに勝利した記念碑的試合から2周年を記念する「SHIZUOKA SHOCK」と題して静岡県ラグビー協会が企画、「静岡ブルーレヴズ オープニングマッチ」として開催された。当初は有観客で行う予定だったが、新型コロナウィルスの感染拡大、緊急事態宣言発令を受け、無観客で行われた。
ヤマハ発動機を母体に7月に株式会社化した新生・静岡ブルーレヴズにとっては、練習試合とはいえ、新チームとしての初試合であり、新しいユニフォームのお披露目試合。この試合に堀川隆延監督は、立命館大から新加入のNo8庄司拓馬をゲームキャプテンに据えるなど、若手を並べる布陣で臨んだ。
試合は静岡のキックオフで始まった。
敵陣に攻め込んだ静岡は4分、WTB中井がインゴール右隅に飛び込むが、直前のパスがスローフォワードと判定され、新チームでの初トライは幻に。
直後のスクラムで愛知はコラプシングのPKを獲得。以後、試合を通じてスクラムは愛知が優勢に進めた。