静岡ブルーレヴズ開幕四連勝ならず「まだ全部勝てるようなチームではない。多くの選手が出場できたことは収穫」 | ラグビージャパン365

静岡ブルーレヴズ開幕四連勝ならず「まだ全部勝てるようなチームではない。多くの選手が出場できたことは収穫」

2025/01/12

文●編集部


開幕四連勝をかけて静岡ブルーレヴズは11日、敵地に乗り込み横浜キヤノンイーグルスとの一戦に挑んだ。いきなり2連続トライで先制を許したレヴズだったが、マロ・ツイタマの2トライを含む5トライを返すもそこまで。イーグルスSO田村優のキックによってエリアコントロールをされて中々自分たちの強みを出せる攻撃の形を出せないまま試合を終えた。

静岡ブルーレヴズ 藤井雄一郎監督

個人的なミスというか、アタックすれば行ける部分もあったんですけど、終始田村(優)のコントロールでうちがディフェンスしないといけない時間帯が多かった。全くかなわない相手ではないので、しっかり準備して次の試合に臨みたい。


藤井雄一郎監督

藤井雄一郎監督


――メンバーセレクションについて。怪我をしていないけどセレクションしていない、ローテーションを組んだのでしょうか。


そうですね。シーズン長いんで、できる限り怪我が出てというよりは、少しずつどういう状況になっても行けるように、もちろん相手を見ながらセレクションをしている、そういう感じです。

チャールズ・ピウタウ

チャールズ・ピウタウ


――今日はリザーブにFW6人入れましたがその意図は


結構FWがしっかり勝負できて、モメンタムを作ってくれる、そういう予定だったんですけども、怪我とは脳震盪とかちょっとイレギュラーな形になってしまったので、最後ちょっと追い上げるのになかなか思うようにいかなかった。

新しく出た選手もがんばってくれたし、いろんな選手がプレーできた。相手はトップ4のチームなん、いろんな部分でチームとして(多くの選手が試合に出れたのは)収穫かな。


――開幕後初の負けということですが


まだまだ全部勝てるようなチームではないので、いつかは負けると思っていました。ただ、毎週毎週成長しているので、また次の試合に向けて準備していきたい。


――アタックについては手応えも?


キヤノンさんのアタックはかなり組織的なんで、アタックされるのが嫌だった。自分たちがしっかりボールを持ってアタックをした方がいいので、そういう練習を一週間重ねてきました。ボールを持っている時は結構いいアタックができたと思います。今後はどういう形で自分たちがボールを持った時にアタックするか、今日はキックのミスもあったので、そういうところが成長すれば上がっていくと思っています。

マリー・ダグラス

マリー・ダグラス


――開幕三連勝ですが、準備の段階で何か意識したことは?


勝つことで選手も自信をつけていますね。昨年のディフェンスが良くなかったので、今シーズンはディフェンスにかなり時間を割きました。アタックは試合ごとに少しずつビルドアップすればいいかなと思っていました。今日はアタック良かったんですけど、50点も取られると…。その辺の個人的なミスというかはすぐに修正できるかなと思っています。

静岡ブルーレヴズ クワッガ・スミスキャプテン

クワッガ・スミスキャプテン

クワッガ・スミスキャプテン


藤井さんが言っているとおり、個人のミスが多かったと思います。自分も含めてですけど、ミスの部分はもっとチームとして改善していけると思っています。

キヤノンさんはボールを持つと、すごく上手いチームだというのを知っていたんで、ディフェンスのところでは自分たちが修正していけない部分もありますし、アタックとディフェンスのバランスを試しながらやっていくことが大事だと思っています。


――今日は負けはしましたが、アタックは何度も崩していました。アタックに関しては手応えがありますか?


そうですね。自分たちのアタックはすごく良くなっていると思っています。さきほども言いましたが、今日はミスがすごく多くなってしまって、相手にボールを与えて、キャノンさんにチャンスを与えてしまったので、自分たちの強みをしっかり出すことができなかった。


アタックをし続けたら、得点を取れることがわかっているのでしっかりボールを維持して、簡単に相手に渡さないということは今後もすごく大事になってくると思います。

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ