日大猛攻!14トライを奪い専大に圧勝!HO井上風雅が6トライで2戦連続プレーヤー・オブ・ザ・マッチ | ラグビージャパン365

日大猛攻!14トライを奪い専大に圧勝!HO井上風雅が6トライで2戦連続プレーヤー・オブ・ザ・マッチ

2021/10/12

文●編集部


1985年以来のリーグ戦優勝を目指す日大が、リーグ戦グループ設立以来のライバル専大から14トライを奪う猛攻で86-3と圧勝。開幕2連勝とした。

SCOREBOARD

関東大学リーグ戦・第3週 2021.10.10

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  • TIMELINE

  • 前半3分 日本大 2.井上風雅 T 0 - 5
  • 前半4分 日本大 9.前川李蘭 Gx 0 - 5
  • 前半9分 専修大 15.古里樹希 PG 3 - 5
  • 前半12分 日本大 2.井上風雅 T 3 - 10
  • 前半14分 日本大 9.前川李蘭 Gx 3 - 10
  • 前半21分 日本大 2.井上風雅 T 3 - 15
  • 前半22分 日本大 9.前川李蘭 Gx 3 - 15
  • 前半27分 日本大 2.井上風雅 T 3 - 20
  • 前半28分 日本大 13.広瀬龍二 Gx 3 - 20
  • 後半1分 日本大 4.趙誠悠 T 3 - 25
  • 後半2分 日本大 13.広瀬龍二 G 3 - 27
  • 後半4分 日本大 2.井上風雅 T 3 - 32
  • 後半5分 日本大 13.広瀬龍二 G 3 - 34
  • 後半8分 日本大 9.前川李蘭 T 3 - 39
  • 後半9分 日本大 13.広瀬龍二 Gx 3 - 39
  • 後半10分 日本大 13.広瀬龍二 T 3 - 44
  • 後半10分 日本大 13.広瀬龍二 G 3 - 46
  • 後半13分 日本大 5.テビタ・オト T 3 - 51
  • 後半14分 日本大 13.広瀬龍二 G 3 - 53
  • 後半17分 日本大 8.シオネ・ハラシリ T 3 - 58
  • 後半17分 日本大 13.広瀬龍二 G 3 - 60
  • 後半25分 日本大 2.井上風雅 T 3 - 65
  • 後半26分 日本大 13.広瀬龍二 Gx 3 - 65
  • 後半28分 日本大 12.フレイザー・クワーク T 3 - 70
  • 後半29分 日本大 9.前川李蘭 G 3 - 72
  • 後半36分 日本大 23.ナサニエル・トゥポウ T 3 - 77
  • 後半37分 日本大 13.広瀬龍二 G 3 - 79
  • 後半42分 日本大 23.ナサニエル・トゥポウ T 3 - 84
  • 後半43分 日本大 13.広瀬龍二 G 3 - 86
  • MATCH REVIEW

    会場は日大グラウンド。無観客で行われた試合は前半、日大のキックオフで始まると専大がいきなりノックオン。専大陣深くで日大ボールのスクラムになる。日大はこのスクラムでプレッシャーをかけ、専大のコラプシングを誘発。左ゴール前にタッチを蹴り、ラインアウトモールを押し込んでHO井上風雅(2年・東福岡)がトライ。試合開始早々、日大が看板のFWのセットプレー、フィジカルバトルの強さを発揮して5点を先制する。

    アタックする専大だがCTB平山主将がタックルで持ち上げられるなどリズムをつかめない

    アタックする専大だがCTB平山主将がタックルで持ち上げられるなどリズムをつかめない

    専大も次のキックオフから日大陣に入ってアタックを継続するが、CTB13平山壮太主将(4年・大分舞鶴)が捕まったモールでボールを出せずに日大ボールのスクラムに。

    このスクラムで日大が再びPKを獲得。だがこのキックがノータッチとなり、専大が大きく蹴り返す。対する日大はカウンターを仕掛けるが、専大DF陣が出足良くプレッシャーをかけ、PKを獲得。9分、FB古里樹希(3年・東福岡)がPGを蹴り込み、5-3とする。

    フィジカルに自信を持つ日大は、昨季リーグ戦グループトライランキング2位のWTB水間夢翔(3年・佐賀工)にボールを集めるが、専大はその水間を徹底してマークし、エースも思うように前進できない。しかし12分、水間へのタックルがハイタックルとなり、PKから日大が前進。そのラインアウトからのアタックで再び水間を止めたラックで専大が反則を犯し、そのPKから再びラインアウトモールに持ち込み、日大HO井上が連続トライ。SH前川李蘭(2年・目黒学院)のコンバージョンは外れ10-3。

    専大は日大エースWTB水間に猛プレスをかけるが、勢いあまってペナルティーをおかす場面も

    専大は日大エースWTB水間に猛プレスをかけるが、勢いあまってペナルティーをおかす場面も

     

    日大No8ハラシリが突進

    日大No8ハラシリが突進

    セットプレーで優位に立った日大は、21分にもPKから相手ゴール前ラインアウトモールに持ち込み、崩れかけたモールから井上が持ち出しトライを重ね、27分にも同じくラインアウトモールで井上がトライ。日大は前半、すべて相手ゴール前のラインアウトモールから井上がトライをあげ、20-3とリードする。

    専大は前半のラスト10分間、前に出るディフェンスで日大にプレッシャーをかけ、反則を奪っては日大陣に攻め込むが、フェイズを3度、4度と重ねるうちにフィジカルバトルで食い込まれ、攻撃を継続できない。20-3のスコアはFW戦の優劣を見れば大健闘といえたが、ボールを奪ってもトライを取るところまでいけず、流れを変えることはできない。

    高校日本代表経験を持つ専大SH友池だが、この日はゲームリードに苦しんだ

    高校日本代表経験を持つ専大SH友池だが、この日はゲームリードに苦しんだ

    ハーフタイム「後半、先に点を取れば勝負に持ち込める」と村田亙監督が選手を送り出した専大だったが、後半もキックオフから日大WTB水間夢翔がビッグゲイン、LO趙誠悠がノーホイッスルトライ。右端の難しいコンバージョンを代わったキッカーCTB広瀬龍二(3年・日川)が成功。これで専大は緊張の糸が切れたか、日大のトライラッシュが始まる。

    前半はキックに苦しんだSH前川だが後半8分にみごとなトライ

    前半はキックに苦しんだSH前川だが後半8分にみごとなトライ

    4分、ラインアウトモールからHO井上が5本目(広瀬C)。
    8分、自陣で専大のラックをカウンターラックで奪いLOオト(4年・トンガ)のビッグゲインからSH前川。
    10分、キックオフリターンでLOオトがビッグゲイン、CTB広瀬がトライ、C。
    13分、自陣ゴール前のDFで相手キックをカウンターアタック、CTBクワーク(4年・開志国際)のビッグゲインからLOオト(広瀬C)。
    17分、ラインアウトのピールオフからNo8ハラシリ・シオネ(広瀬C)。

    後半からキッカーを務めた日大CTB広瀬、7Cを成功

    後半からキッカーを務めた日大CTB広瀬、7Cを成功

    60-3と点差が大きく開いたところで専大もようやく奮起。ディフェンスからチャンスを掴み、交替で入ったSH宮坂航生(2年・目黒学院)の素早い球さばきから日大陣に入って攻撃を継続する。しかし日大は重量感のあるタックルを次々と浴びせ、専大のボールコントロールを狂わせる。

    突破を図る途中出場の専大SH宮坂

    突破を図る途中出場の専大SH宮坂

     

    後半22分、こぼれ球を拾った専大FB古里が抜け出すが

    後半22分、こぼれ球を拾った専大FB古里が抜け出すが

     

    専大は日大ゴールに迫るがわずかトライまでは届かず

    専大は日大ゴールに迫るがわずかトライまでは届かず

     

    仕上げは途中出場の日大WTBトゥポウ、終了直前に2連続トライで締めた

    仕上げは途中出場の日大WTBトゥポウ、終了直前に2連続トライで締めた

    チャンスにトライを取れなかった専大に対し、日大は25分に井上が6本目のトライを奪い再びトライラッシュへ。28分にCTBクワーク、36分と42分には途中出場のナサニエル・トゥポウが連続トライを奪い、86-3という一方的なスコアで圧勝した。

    86-3、日大の大勝を示すスコアボード

    86-3、日大の大勝を示すスコアボード

     

    COMMENT

    日大・中野克己監督


    「序盤から接点で圧倒しようというテーマを体現できて、後半の大量得点につながったと思う。次戦以降についても、自分たちの持ち味であるセットプレーと接点にこだわって、いいゲームをしていきたい


    (6トライをあげPOMのHO井上風雅について)

    「本人にも上のリーグでチャレンジしたいという思いがあり、この春からHOにチャレンジさせている。今日の試合では彼のいいところ、接点の強さとボールキャリーがよく出ていた。後半にガス欠気味になったので、これからは70分80分と出し続けることを望みます」

    日大・飯田光紀主将


    「今日の試合は専大の前に出てくるディフェンスに苦しんだところがあったけれど、ノートライに押さえることが出来てよかった。次の大東大には春季大会で負けているので、勝つ気持ちを忘れずに挑んでいきたい。
    (井上風雅については)普段の練習から声を出してコミュニケーションを取ってくれて、前に出る力強いプレーで、チームの勝利の立役者になっています」


    6トライをあげ開幕の中大戦に続き2戦連続POMの日大HO井上風雅


    「自分の持ち味のタックルとアタックで、自信を持っていきました。(6トライとPOMは)素直に嬉しいです。(昨季まではFLだったが)HOには今シーズン始まってすぐに転向して、積極的に取り組んでいます。スクラムの首の取り合いや、ラインアウトのスローイングは難しいけれど、今は慣れてきた。自分にとっては伸びしろがあると思うし、頑張りたい。今は、練習の終わりにスローイングをしたり、タイヤを押してスクラムの姿勢を鍛えたり、チームに迷惑をかけないように取り組んでいます」


    専大・村田亙監督


    「前半は4トライを取られたけれど、何とか17点差で折り返した。後半先に点を取れば勝負できるぞと言って送り出したけれど、後半も立ち上がりから連続トライを許してしまい、完敗でした。日大は外国人選手もいて、フィジカルの強さは分かっていたけれど、FW戦で抑えきれなかったのが敗因です。次の東海大もフィジカルが強い。専大としてはチャレンジャー精神で挑戦するのみです」


    専大・平山主将


    「前半、自分たちの反則が続いてしまい、PKからタッチキック、ラインアウトモールという相手の強いところで点数を取られてしまい、後半も相手に流れを持って行かれてしまった。日大はFW1人1人のボールキャリアーが強く出、DFが2枚3枚と巻き込まれてしまい、そこから大外に持って行かれてしまった。勝つには1v1で負けないことが必要。低いタックルを大事にして、次に向けて切り替えていきたい」


    MEMBER_専修大学

  • 1 山口和明 後半23分 OUT → IN 16 ブラウン健人
  • 2 米沢豪真 後半9分 OUT → IN 17 池田大地
  • 3 岡野晃貴 前半34分 OUT → IN 18 松尾龍之介
  • 4 小笠原颯 後半16分 OUT → IN 19 渡邉朝陽
  • 5 川畑松大
  • 6 西尾開登
  • 7 山本凌士 後半14分 OUT → IN 20 山下拓真
  • 8 太田浩平 後半25分 OUT → IN 23 堀田南雄斗
  • 9 友池瞭汰 後半10分 OUT → IN 21 宮坂航生
  • 10 市野湧大 後半25分 OUT → IN 22 森圭生
  • 11 飯塚稜介
  • 12 松尾東一郎
  • 13 平山壮太
  • 14 赤沼圭
  • 15 古里樹希
  • 16 ブラウン健人
  • 17 池田大地
  • 18 松尾龍之介
  • 19 渡邉朝陽
  • 20 山下拓真
  • 21 宮坂航生
  • 22 アンダーソンジョン敬
  • 23 堀田南雄斗
  • MEMBER_日本大学

  • 1 鈴木哉斗 後半0分 OUT → IN 16 竹内治人
  • 2 井上風雅 後半29分 OUT → IN 17 林琉輝
  • 3 山内開斗 後半16分 OUT → IN 18 岩上龍
  • 4 趙誠悠
  • 5 テビタ・オト
  • 6 板倉正矢 後半16分 OUT → IN 19 熊谷幸介
  • 7 飯田光紀
  • 8 シオネ・ハラシリ 後半23分 OUT → IN 20 佐川奨茉
  • 9 前川李蘭
  • 10 饒平名悠斗
  • 11 水間夢翔 後半23分 OUT → IN 23 ナサニエル・トゥポウ
  • 12 フレイザー・クワーク 後半29分 OUT → IN 22徳永優太
  • 13 広瀬龍二
  • 14 髙野謙人
  • 15 普久原琉
  • 16 竹内治人
  • 17 林琉輝
  • 18 岩上龍
  • 19 熊谷幸介
  • 20 佐川奨茉
  • 21 石黒康生
  • 22 徳永優太
  • 23 ナサニエル・トゥポウ
  • 大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年宮城県気仙沼市生まれ。気仙沼高校から早稲田大学第二文学部卒業。1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』(文藝春秋)で活動。’87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

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