明治が慶應をノートライに封じ完勝!主将、副将欠場の中、齊藤誉哉、廣瀬雄也、武内慎ら4年生がチームを牽引 | ラグビージャパン365

明治が慶應をノートライに封じ完勝!主将、副将欠場の中、齊藤誉哉、廣瀬雄也、武内慎ら4年生がチームを牽引

2022/11/07

文●編集部


6日、熊谷ラグビー場では関東大学ラグビー対抗戦、明治大学(4勝)と慶應義塾大学(4勝)が対戦。明治は石田吉平主将、大賀宗志副将が欠場の中、CTB齊藤誉哉、廣瀬雄也、LO武内慎ら4年生のゲームリーダーたちがチームを牽引。堅守の慶應から8トライを奪い圧倒した。ディフェンス面では慶應をノートライに封じ54-3で完勝した。勝点を24とし首位の帝京大学を1点差で追走する。

ゲームキャプテンを務めた齊藤誉哉

ゲームキャプテンを務めた齊藤誉哉


ゲームキャプテンを務めた齊藤誉哉は「FW、BKともにブレイクダウン、1対1の接点で優位に戦えたので、こういった大差の結果になった。まだまだしんどい時間帯で甘さが出た。修正して次節に臨みたい」と試合を振り返った。

廣瀬雄也

廣瀬雄也


この試合では明治のアタックの良さが際立ったが、要因についてCTB廣瀬雄也は「1本目のトライを取り切れたことが今日のアタック(の良さ)につながった」と話す。

NO8木戸大士郎が仕掛ける

NO8木戸大士郎が仕掛ける


1本目のトライは前半5分、敵陣22m手前のマイボールスクラム。慶應のアーリープッシュでフリーキックが与えられる。すると、NO8木戸大士郎がクイックスタートし、22mラインまでボールをキャリー。

大外の原口虎太郎が内にきってポイントを作る

大外の原口虎太郎が内にきってポイントを作る


ノット10mのペナルティーで明治にアドバンテージが出される。SH萩原周が右サイドへ展開。2番、6番で体を当てて、SO伊藤耕太郎が飛ばしパスで大外のWTB原口虎太郎につなぐ。原口が内に切ってラックを作ると、その後もボールをキープし、迎えた15フェイズ目、HO松下潤之介がトライ。

チームに勢いをもたらした松下潤一郎の先制トライ

チームに勢いをもたらした松下潤一郎の先制トライ

「明治が我慢し続けて、ゲインラインにアタックし続けて、いつもだったらミスで終わっていたが、慶應の激しいディフェンスに対しても1本取り切れたのが今日の最終的なスコアにつながるいいアタックだった」(廣瀬)

前半24分、齊藤誉哉から森山雄太へパスがつながり

前半24分、齊藤誉哉から森山雄太へパスがつながり

明治は前半24分、齊藤誉哉の突破からFL森山雄太がトライを決めると、その後も確実にチャンスをスコアにつなげBKで4本、FWで2本、合計8本のトライを決めた。

森山がタックルされながらもトライ

森山がタックルされながらもトライ

80分通して一貫性あるプレーができた要因について、廣瀬はこのように答えた「青学戦から週が相手、準備する期間が長かったこともありますし、2年前も箸本龍雅さんの代で、あれだけの選手たちがいても負けることがあるという慶明戦という(ものに対する)メンタリティーのところもあり、実力以上のことが試合に出るということも考えていました。その中で、慶應さん以上に準備できたのでこういう結果になり自信をもっていける」

前半35分、伊藤耕太郎のトライ

前半35分、伊藤耕太郎のトライ


3年生で司令塔を務めた伊藤耕太郎もこの試合で2トライをあげ勝利に貢献。「試合前からやることが明確になっていて、みんな思い切りアタックできたのが良かった。フォーカスにあげていたゲインラインでのアタック、1v1というところが体現できた」と試合を振り返った。

伊藤耕太郎

伊藤耕太郎

10番伊藤、12番廣瀬、13番齊藤のコンビネーションがこの試合で際立った。時に廣瀬がSOに近い位置でプレーする姿も見られたが、「今年の明治のBKの強みは、13番は13番、12番は12番、10番は10番だけというのではなく、ポジションにこだわらずいろんな人がいろんなポジションに入ることができること。伊藤はめちゃランがいい選手ですし、ゲームプランにこだわらず、自分で仕掛けるところは仕掛けるのでその場合は自分がカバーします」(廣瀬)

「チームがスタートした段階から『日本一のBKを目指そう』と取り組んでいます。BKもそうですが、FWも帝京、早稲田に負ける気は更々ありません。勝負できる人間がいるのでBKから前に出て、自分たちのラグビーを体現できるようにしたい」(齊藤)

アタックはもちろん、この試合では慶應をノートライに封じ込めた。

「ディフェンスは夏くらいから、去年より早めにシステムを取り組んでいて、最近頭の中がクリアになって、一人ひとりがグラウンド内で体現できるようになってきた。

対抗戦に入ってから失点の多い試合が春に比べ少なくなっている。そういう意味で一人ひとりが成長できている。帝京、早稲田と強い相手にとやる中でまだまだできていないことや、一人ひとりファイトしないといけないところがあると思うので、もう1回準備をしたい」(齊藤)

慶應の攻撃に対してもゲインを許す場面はありながらもゴール前でしっかりとディフェンス

慶應の攻撃に対してもゲインを許す場面はありながらもゴール前でしっかりとディフェンス

廣瀬も齊藤と同じように手応えを感じつつ、こう気を引き締めた。「帝京、早稲田戦に向けて、今日ノートライに抑えたことは大きかった。ただ、相手のミスに助けられたことも多々あった。帝京、早稲田はその隙をついてくるので、アタック、ディフェンスともにクウォリティーを上げていきたい」

明治の次なる相手は帝京大学。春は35-26と勝利するも、8月の菅平では19-54と敗れている。互いにどこまでチームが成長しているのか、真価が問われる重要な一戦だ。同日行われた早稲田との試合で強烈なコンタクトとセットプレーで圧勝した帝京を相手に、明治がどんな戦いを見せるだろうか。

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