苦しい状況でも勝ち切る明治-筑波はこの経験を若いFWが次に活かす | ラグビージャパン365

苦しい状況でも勝ち切る明治-筑波はこの経験を若いFWが次に活かす

2020/10/18

文●編集部


18日、関東大学ラグビー対抗戦、熊谷ラグビー上では明治大と筑波大が対戦した。明治は途中14人となる劣勢の状況も「特別な対応策ではなく、いつも八幡山でやっているように100%で戻ってパニックにならずにディフェンスできていた」(田中澄憲・明大監督)というように、筑波BK陣の攻撃をFB石田のジャッカルで最大のピンチをしのいだ。筑波は前週、帝京大に大きくリードされて敗れた課題を一週間で切り替え、最後まで肉薄する戦いに持ち込んだ。WTB仁熊、増山、CTB岡﨑、谷山、FB松永と得点力のあるランナーを中心にゲインをきるも、自身のペナルティーで取り切ることができず追い詰めることができなかった。試合は33-17で明治が勝利した。

HIGHLIGHT

「今シーズン初めてのタフなゲーム。毎試合、成長できるかがキーになる」田中澄憲監督・明治

スタジアムということで、独特の緊張感だったり、空気感があったんじゃないかなと思います。今年の筑波大学さんはタフで強いチームだとわかっていた。こちらも強いプレーを選択して後半勝ちきるというのが今日のゲームプランでした。

前半は想定通りでしたが、後半、いいプレッシャーもありましたが、こちらのAゾーン(相手の22mエリア内)でミスがいくつかあり取り切れなかった。筑波さんには最後まで粘られてしまった。

ただ今シーズン初めてタフなゲームを経験しましたので、今年は毎試合、成長できるかがキーになると思いますので、この経験を次の慶應大学戦に活かして、一試合一試合成長したいと思います。

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