「リオ五輪での金メダル獲得」という大目標を掲げるサクラセブンズが、28-29日に秩父宮ラグビー場で行われるアジア最終予選に向け、ハードな合宿を重ねている。
第1ラウンドでの優勝はあまり関係ない
11月19日、熊谷ラグビー場Bグラウンドで行われた練習には、テレビの取材も多数駆けつけ、地元の人たちとおぼしきギャラリーも、フェンスの外から多数見守っていた。女子ラグビーを取り巻く環境は確実に変化している。
今回のアジア予選は2大会の合計ポイントで争われる。
サクラセブンズは、11月7、8日に香港で行われた第1ラウンドで優勝。
一歩リードしたか、と見えるが……
「実は、あまり関係ないんですよね」
笑ったのは中村知春主将だ。