若きサクラセブンズが香港で躍動した。
香港女子セブンズに出場した女子日本選抜は、プール初戦でまずシンガポールと対戦。1分、日本がFW竹内亜弥主将のトライで先制。
3分に相手キックがラッキーバウンド(日本にとってはアンラッキー)となり、7-7の同点に追いつかれるが6分、スクラムで相手ボールを奪い取り、BK伊藤絵美が左隅にトライ。
左隅からの難しいコンバージョンを、チーム最年少、この1月に18歳になったばかりの福島わさな(石見智翠館高3年)が鮮やかに蹴りこむ。
ロスタイムの7分にはFW桑井亜乃がトライを加え、21-7とリードして折り返した。
そして後半、試合を決めるビッグプレーが飛び出す。
WTBで途中出場した平野恵里子が、猛タックルを決めるとそのまま相手をクリーンアウトしてターンオーバー。すぐにカウンターに出た日本は竹内主将が前半に続いて最初のトライをスコアする。
さらに5分には、福島とともに高校3年生で日本選抜入りした小出深冬(横濱ラグビーアカデミー/横浜金沢高3年)がトライ、7分にも桑井が2本目のトライを決め、36-7で日本が完勝した。
そして第2試合の相手はアイルランド。
試合は前半、サイズとスピードに勝るアイルランドがペースを掴む。
1分、6分と両サイドをスピードで振り切られ、日本は0-12までリードを許す。