ラグビージャパン365スーパーバイザーの大友信彦記者が『東京中日スポーツ』紙の『首都スポ』でシリーズ掲載している好評企画が『ラ組女子』。首都圏で活躍する、注目の女子ラグビー選手が(ほぼ)毎週登場。2014年4月にスタートした企画では、すでに40人を超えるラグビーウーマンにスポットを当ててきました。このほど、ラグビージャパン365では、『東京中日スポーツ』の『ラ組女子』再録企画をスタート。2016年のリオ五輪&2020年の東京五輪、そして女子15人制のワールドカップなど、幅広い夢に向かって走る魅力的なラグビーウーマンの横顔を紹介します。
第5回は、いよいよ目前に迫った男子15人制ワールドカップで日本代表の主将を務めるリーチ マイケル選手の妹、アルカスクイーン熊谷のアネ・リーチ選手です!
日本代表のキャプテンをする兄。兄に誘われたわけではなく 自分から日本に行きたいと思った
「兄には、小さいころからイジメられてました。レスリングの技をかけてくるんです。そのたびに泣いて『ママ~助けて~』って」
アネ・リーチは笑った。7歳上の兄の名はマイケル。ニュージーランドで生まれ、15歳で日本に留学、札幌山の手高から東海大をへて東芝に進み、2014年春ラグビー日本代表の主将に就いたリーチ マイケルである。