神戸ユニバー競技場では関西1位のパールズと関東2位のアルテミ・スターズが対戦した。

アルテミ山本和花、パールズ山中美緒、両主将を先頭に入場
試合は前半、アルテミ・スターズがキックオフからそのまま相手ゴール前に攻め込むが、パールズは粘り強く守って自陣を脱出すると、18分に関西大会MVPのCTBコカコ・ラキが相手DFのギャップを猛加速で抜き先制トライ。SOロージー・ケリーのコンバージョンも決まりパールズが7点を先行する。

パールズCTBコカコ・ラキ
対するアルテミ・スターズもサクラXVのSH津久井萌のテンポのいいパス捌きからFWが強いキャリーで相手ゴールに迫り、23分にゴール前の密集をサクラxvのLO櫻井綾乃がねじこみ反撃開始のトライをあげると、38分にはやはりサクラxvのPR加藤幸子がゴール前の密集サイドに豪快に突き刺さり逆転トライ。パールズは前半終了直前にSOケリーがPGを決め、前半はアルテミ・スターズが12-10とリードして折り返した。

アルテミNo8辻伶奈
後半もアルテミ・スターズの勢いは止まらない。試合再開早々に相手ゴール前に攻め込むと、6分、ゴール前のモールを押してサクラxvのHO谷口琴美がトライ。経験豊富なサクラxvのFW勢がさすがのスキルでトライを重ねると、10分には一転、若いBKが爆発。FB西舞衣子から高速パスが右エッジのWTB小川愛夢につながり、小川がそのまま右タッチ沿いを走り切ってトライ。24-10とリードを広げる。

パールズNo8齋藤聖奈
何とか流れを変えたいパールズは20分、サクラセブンズのエース格・須田倫代らフレッシュレッグスを次々と投入して反撃を狙う。そして26分、左ラインアウトから相手ゴール前に攻め込んでラックを連取したパールズは、13フェイズまで攻撃を重ねた末にNo8齋藤聖奈がねじこんでトライ。サクラxvで日本女子史上最多の21トライをあげてきたトライクイーンが勝負強さを見せつけた。SOケリーがコンバージョンを成功。17-24。ワンチャンスで同点の7点差までパールズが追い上げる。

パールズ須田倫代vsアルテミ櫻井綾乃
そして勝負のラスト10分、強さを見せつけたのはアルテミ・スターズだった。30分、左ゴール前のラインアウトからモールを押し込み、ゴールライン上のラックからLO櫻井綾乃がトライ。コンバージョンを西舞衣子が決めて31-17とすると、36分には右ゴール前のラインアウトに持ち込み、今度はモールを一気に押し切り途中出場のPR岡本奈那がトライ。36-17と突き放して勝負を決めた。

アルテミ加藤幸子

アルテミ川村雅未vsパールズ細川恭子
アルテミ・スターズは他チームのコロナ感染辞退により準決勝が優勝決定戦になった2022年1月の第8回大会以来の準決勝勝利。3度目の優勝をかける2月1日の決勝は、関東大会では19-36で敗れた横浜TKMとの雪辱戦となる。

レフリーは神村英理さん、ARは藤本舞香さん木村伊吹さん

大友信彦