高校生トリオが輝いた!プレート優勝、チャレンジチームの確かな進化 | ラグビージャパン365

高校生トリオが輝いた!プレート優勝、チャレンジチームの確かな進化

2014/05/20

文●大友信彦


太陽生命ウィメンズセブンズシリーズは、オリンピック、セブンズワールドシリーズに向けた強化、特に2日間にわたって繰り広げられる国際規格の大会フォーマットに慣れることを目的のひとつに掲げて設立された。

 

プレート(5位以下戦)優勝のチャレンジ。

プレート(5位以下戦)優勝のチャレンジ。

「一番成長できるのは試合なので、2日で6試合も経験できたのはすごく大きい」と言ったのはサクラセブンズの主将を務める中村知春だ。今回は東京フェニックスの主将として参戦。

初日のプール戦では1勝2敗で3位だったが、尻上がりに調子をあげ、3位決定戦ではプール戦で敗れたユニゴンズに雪辱して3位フィニッシュ。中村主将と鈴木実沙紀、横尾千里と日本代表のコアプレーヤーが3人いるとはいえ、残りは全員他競技からの転向間もないビギナーだったことを考えると、2日間の大会でみごとな成長を見せたと言っていいだろう。

 

大会を盛り上げたチャレンジチームの躍進

清水麻有(チャレンジ/東京農大二高2年)

清水麻有(チャレンジ/東京農大二高2年)

大会を盛り上げたのは、高校生3人を擁したチャレンジチームの躍進だった。主将に予定されていた日本代表の福島わさな(追手門学院大1年)が集合初日の練習で足を負傷し、エースを欠いての戦い。しかし、先月のサニックスワールドユースで優勝を飾った関東選抜で主力だった佐藤優(千葉・我孫子高3年)、バティヴァカロロ・ライチェル海遥(東京・板橋有徳高2年)、清水麻有(群馬・東京農大二高2年)という高校生トリオが大活躍。「大学生とやるのは初めてなので、最初は不安でした」(佐藤)というコメントが似合わないほどのパフォーマンスをみせた。

 

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