世界選抜XV戦から始まった2018年秋のテストマッチも最終戦を迎える。SH流大はここまでの戦いとロシア戦にむけて今何を思っているか。
ペナルティー後の判断、もう一度チームでレビューをしている
――イングランド戦について
「勝てる試合だったと思う。勝てるところまでもっていけた試合を落としてしまったので悔しい。後半の入りにペナルティが多くなってしまい、相手に流れを渡してしまった。相手にはゲームを読む力、落ち着かせる力があった。僕自身にとっても学びになりました」
――後半開始から入った一人としては悔しい展開だった。
「後半のはじめにブレイクダウンでペナルティが連続してしまった。ブレイクダウンの先で、ラックに参加していない選手がクリーンアウトに行ってしまったという反則だったけれど、SHとしてそれを注意しようとFWに徹底できなかったことで、もう一回同じ反則をしてしまった。それが大きな反省点です。
あとは、ペナルティをもらったときにどうするか。この前の試合で判断が悪かったということではないけれど、クイックタップなのかショットなのかタッチなのかスクラムなのか、どんな選択肢があったのかということもレビューして話し合っているところです」