ユーティリティのバックメンバーのセレクションとしてWTBとして先発出場した内田啓介、後半10分にインパクトプレーヤーとして出場した藤田慶和。ケガ人続出で緊急招集され、初キャップを果たした渡邉裕之。若き才能が最後の31人に生き残りをかけてピッチ上でアピールした。
「何を求められているかと言えばすべてが求められている」――WTB内田啓介
自分の中では(ワールドカップに向けて)ラストチャンスと言い聞かせながら練習、準備してきました。判断は難しかったですし、できたかできなかったかわからないですが、楽しかったです。スタートと途中で出るのは違った。何を求められているかと言えばすべてが求められている。簡単に見えて難しい。難しい中でもすべてが新鮮で、十分にプラスになった。改めてラグビーの難しさを感じました。できればSHが良いですが、試合に出られるなら出たいです。ワールドカップもここまで来たら出場したいですね。
「アタックで少ない時間でボール触れて、少しは勢いを与えられたかなと思う」――藤田慶和
ディフェンスはあまりしなかったですが、アタックで少ない時間でボール触れて、少しは勢いを与えられたかなと思います。良いところに顔出せて、アタックは良い感触があります。(お客さんが沸いて)嬉しいです。時間などはエディー(・ジョーンズHC)さんとかコーチ陣が考えることなので、与えられたところでどういうことをするかで、今日は少し良かったんじゃないかな、個人的にもレベルアップできたかなと思います。