ラグビー日本代表は22日、次戦アイルランド戦にむけ次なるキャンプ地の浜松へ向け出発した。藤井雄一郎強化委員長が、開幕戦を終えたチーム状況、けが人の状況、アイルランド戦に向けたキーポイントについて取材に応じた。
開幕戦は自分たちにフォーカスしすぎている部分があった。相手ロシアということもあり、確実に勝たなければならない、そういう思いが強かった。次はフォーカスが相手になるので、緊張していたら勝てるわけがない。相手をパニックに陥らせるのか、それを3年間フォーカスしてきたので何とかそれを遂行したい。
チームの雰囲気としては、いい勝ち方ではなかったですが、苦しみながら勝ったことがチームにプラスだという話をしていますので、(ロシア戦が)いい糧になって次の試合に臨めると思う。
--開幕戦は、渋滞などがありましたが
朝に会場から5分の近いところにホテルをとっていてそこで準備ができるようになっている。それは、事前にそういう計画でした。浜松は混むということだったので。
--マフィ、福岡堅樹などけが人の状況は?
福岡堅樹は昨日トップスピードで走っていましたので。あとはいつ出すかということだと思います。
マフィはフルな状態です。特にけが人ということではないです。
--具智元の状態は?
膝を痛めたが大したことはありません。大事をとって治療させました。
--昨日、今日とリカバリーにあてている
2日間、相手よりインターバルあったので、休むことにフォーカスして、集中力高めて練習に取り組めるようにしました。2日でかなりリカバリーできるんじゃないかと思います。
--この一週間の過ごし方は?
ワールドカップでそのようなスケジュールであることはわかっていて、PNCでもそういったスケジュールで事前にすすめていたので、同じように進めていきます。
--選手へのケアという点では他にどんなことを
いろんなイレギュラーなことも起こり得る。選手の精神状態や、予想しないストレスがかかってくる。
それに対して早めに対処しなければならないと思っています。天候についてもウェザーニュース社と契約して確認しています。風邪など事前に予防できることは予防していきたい。特別何をするわけではなく、普通と同じように選手が過ごせるようにできればと思います。