6月22日（土）、東京・秩父宮ラグビー場で、ラグビー日本代表は明日に控えた｢IRBパシフィックネーションズカップ2013（PNC）｣の最終戦となる対アメリカ戦の前日練習を行った。メディアに公開されたのは室内でのトレーニング10分間、グランドでの練習10分の計20分間だった。

チーム内の雰囲気も進化している

公開された練習で室内トレーニングの模様

練習後、エディー・ジョーンズHCは下記のように述べた。

｢日本は23人で8日の間に3試合、フィットネスも上がっていますし、コーチたちも良い仕事をしてくれています。選手たちの気持ち、態度が変わってきています。みんながハードワークし、他にポジションを与えていたくないという気持ちが芽生えています。（現在の）チームに入るのが難しい状態になっていますし、このまま進化してほしい。
日本もアメリカのように水曜日の試合からメンバーを変えることもできますが、あの試合も勝ちたかったし、明日の試合も勝ちたい。彼ら（23人のメンバー）はベストな選手なので、やってもらうしかない。」

 

福岡に代わり、藤田が11番に。今村をリザーブに

春シーズン、最後の練習にむけて気合いを入れるジャパンの選手たち

「WTB福岡堅樹は（明日）プレーすることができない。彼自身、スピードすべての選手なのでリスクは負わせられない。その代わりにWTB藤田慶和が11番に入り、WTB今村雄太がリザーブに入ります。練習で藤田をFBとして起用していたのは、アクシデントに備えたためです。」