フランス武者修行中!テビタ・タタフ「再び日本代表へ!」 | ラグビージャパン365

フランス武者修行中!テビタ・タタフ「再び日本代表へ!」

2024/01/12

文●編集部


1月12日、ラグビー・フランス1部リーグのボルドーに今シーズンから移籍したテビタ・タタフがオンライン取材に応じ、近況を語った。「日本とは違い、(フィジカルは)上のレベル。(毎試合)フィジカルバトルをやっている」と話した。

日本とは違うフィジカルのレベル。テビタは「めっちゃ強いですが、もっと強いレベルにいけるように、超えられるようにトレーニングしている」と話す。



フランスでの生活では、東京サンゴリアスでチームメイトだった、松島幸太朗からアドバイスをもらった。

「(フランス語は)おはよう、とかの言葉だけです。練習の時は英語が喋れる人もいるのですが、フランス語しか話せない人もいます。マツさん(松島幸太朗)からチーズとか食べ過ぎないように言われてました(笑)。あまり体重は増えていないです。毎週試合があるので、体重はあまり増えないと思う」

フランスでの武者修行。どういった部分を成長させようとしているのか。


「アタック、しっかりレッグドライブを使って、当たった瞬間、一歩でも二歩でも前に行けるように。その後の(ボール)プレゼンテーションのところ、しっかりボールを(相手から)遠いところまで(置く)。一番(伸ばしたいの)はフィジカルですね。大きい選手とぶつかるとき、タックルするときの強さです。こっちの人はめっちゃでかいし重いし、そこに対してのフィジカリティーをもっとレベルアップしたい」



フランスリーグは毎週試合がありシーズンも長く、体力的にもタフなリーグだ。


「2~3週間したら1週間レストをしている(ローテーションで整えている)。食べ物は大丈夫ですが、日本食が食べたい。タロイモは食べていない、ほとんどがパンです。練習のときはクラブハウスでお肉とかたべています」


フランスでのコーチングは日本とどういった違いがあるのだろうか


「こちらでは選手が自分の仕事をしっかりする。GPSのスタッツで10mのスピードとか、ここをもっと上げるとかフランスの方が厳しい。(日本のコーチングは)一人一人の強いところ、弱いところをしっかりアドバイスするところかな」


テビタが所属するボルドーにはフランス代表・WTBプノーがいる

テビタが所属するボルドーにはフランス代表・WTBプノーがいる



23年のワールドカップは最終的に選考から外れて出場することはできなかったテビタ。新しい代表HCにはエディー・ジョーンズ氏が就任した。「また桜のジャージを着たい」(テビタ)実際にエディー氏とは連絡は取っていないようだが、ワールドカップへの思いは強い。今所属するボルドーには、プノーやリュキュといったフランス代表でワールドカップで活躍した選手もいる。再びワールドカップを目指したい?という質問に、「はい。手応えは持っています」としっかり答えた。

テビタとチームメイトのリュキュ

テビタとチームメイトのリュキュ



フランスでのプレーは2シーズン。そして再び日本に帰ってプレーする。最後に日本のファンへメッセージが送られた。

「僕のことを忘れないようにお願いします(笑)」

「今まで日本にいたから、日本のホームシックになっている」と本音も

「今まで日本にいたから、日本のホームシックになっている」と本音も

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