エディ・ジャパン国内初戦は16トライで快勝!藤田が最年少キャップ&最年少トライ記録を更新!  | ラグビージャパン365

エディ・ジャパン国内初戦は16トライで快勝!藤田が最年少キャップ&最年少トライ記録を更新!

2012/05/05

文●斉藤健仁


エディ・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)就任後、アウェーでのカザフスタン戦(87-0)に続き、国内初戦となる「HSBCアジア五カ国対抗2012 UAE戦」が、5月5日(土)18時に、福岡レベルファイブスタジアムでキックオフされた。

11番の桜のジャージーをスタメンで纏った地元の東福岡出身のWTB藤田慶和(早稲田大1年)と、同じくスタメン出場した九州国際大学附属高卒業のFL橋本大輝(神戸製鋼)が日本代表初キャップを獲得した。特に藤田は2005年にWTBクリスチャン・ロアマヌ選手が記録した18歳11ヶ月を更新し、18歳7ヶ月の最年少キャップホルダーとなった。

 

藤田の突破から日本代表にリズムが生まれた!

「点数より(ゲームの)中身が大事」(WTB廣瀬俊朗主将)として臨んだエディ・ジャパン2戦目となるUAE戦。カザフスタン戦での課題はATとDFともに2人目の寄りと、チーム全体での連動性(リンケージ)だった。

だが、7503人という観衆が集まった国内初戦のため緊張があったのか、キックオフやスクラムでミスや反則が続き、なかなかリズムがつかめなかった……。

5分、そんな悪い流れを断ち切ったのが“スーパールーキー”のWTB藤田だった。キックカウンターからボールを持つと、持ち前のスピードとステップで一気にゴール前までボールを運ぶ。そのチャンスを素早く展開し、最後は、初のスタメン、それもCTBでの出場となった立川理道(クボタ)が中央にトライ(7-0)。

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