ワールドカップ2023・フランス大会に挑む、ラグビー日本代表は初戦チリ戦に向け練習を始めた。初日、報道陣に公開されたのはジムでのセッションだった。練習を終え、代表最後を発表した流大と初めてのワールドカップ出場となる齋藤直人(二人ともに、東京サントリーサンゴリアス)が会見に応じた。
――流選手、お誕生日おめでとうございます。30代で迎えるワールドカップへの心境は
流 年齢のところは僕が年を取っただけなので、あんまり関係ないですが、僕自身も成長できたところはあると思っているんで、そこを今大会に出したいと思っています。チリ戦については、限られている映像を見ている限り、フィジカルはしっかり強いですし、やっぱり簡単に勝てる相手じゃないという認識を強く持っています。
前回大会もそうでしたけど開幕戦というのはなかなか難しいものになるんで、僕らも100%準備してそれを出さないと勝てない相手だと思っています。なので、あんまり後先考えずにこの試合に100%コミットしている状態です。
――齋藤選手、ワールドカップ用のポロシャツを着て今の心境は
齋藤 変わらず楽しみですけど、セレモニーとかもあって、より本当に来たんだという実感があります。
――何が楽しみですか?
齋藤 いやもう、試合全部が楽しみです。
――流選手が誕生日ですけど何かお祝いしましたか?
流 何もないですよ笑。
齋藤 一緒に街出たんですけど、全部出してもらいました。
流 福田(健太)と直人と街に行ってランチしたんですけど、僕が支払いました。財布を出す素振りもなかったんで、僕だなと思って。
――初戦の難しさについてどう考えていますか