アルゼンチンとの一戦に敗れたラグビー日本代表は目標であるベスト8以上の結果を残すことができなかった。2019年大会が終わってからの4年間、困難な状況を受け入れその中で世界と戦う準備をしてきたジャパン。フランスでプレーしたWTB松島幸太朗は「フランスでの経験が活かしきれなかったのは悔いが残る」と話す。4大会連続出場したFLリーチマイケルは「全力を尽くした。もう準備も良かったし、でも相手の方が強かった。それがラグビー」と振り返った。
リーチマイケル
――今の心境は
全力を尽くしたという感じています。もう準備も良かったし、でも相手の方が強かった。それがラグビーです。大きな壁をまだまだ乗り越えないといけないというのは、今日は感じましたね。でもこのチームはどんどん成長を続けると思います。
最後まで最高な準備もできたし、ここまでの道のりも楽しかったし、最後の最後でみんなに結果を届けられなかったのは残念だったけど、本当にどんな結果でも応援してくれた日本のファン、海外のファンの方々に感謝しています。
日本のラグビー、ここで終わりじゃないんでここからどんどん成長していきたいと思います。
多くの選手がこのでかい壁を肌で感じたので、こっからどう次のラグビーにつなげていくかですね。そこは帰って、もう一回振り返っていろいろ反省するところは反省して、前向きに考えて準備したいなと思います。
十分戦えたし、自分たちの方が弱かったというのは事実です。
――アタックについて
部分部分よくて、相手がプレッシャーかけるところは、しっかり相手がプレッシャーかけてきたので、スコアをしないといけない状況が続くとどうしてもプレッシャーがかかってきちゃうので、いい経験になったと思います。ただ、経験で終わるんじゃなくて、次どう活かすかが大事です。
――アルゼンチンのラグビーについて
FWが強くて、ラインアウトとモールの強さもあってBKは早くて、ハイボール強くて、その繰り返しですよね。80分間。競れるところまでせっていったけど、コインのようなどっちにいくかわからない状況が多かったですね。