アルゼンチン戦との大一番、ジャパンは勝利することができなかった。2019年大会に続くベスト8進出の目標は果たせなかった。今季限りで退任を表明しているジェイミー・ジョセフHCは、7年半の任期を振り返った。試合後の会見コメントを紹介する。
もうこれ以上のことを選手たちには求められません。選手たちは全力をつくしてくれました。コーチがこういうふうに言うものかと思いますけども、本当にすべてを出し切ったと思います。試合ではソフトなトライを与えてしまった場面もありましたが、今週できるだけの努力もしてこういった結果になったのは本当に残念です。
次の監督もちゃんとやってくれると思います。チームは2019年ワールドカップから今まで本当にフィジカルな試合も多くて、タフな試合も勝ってきました。なのでチームは誇りを持つのが良いと思っています。
ーーソフトなタックルでトライを与えた事が試合の大きな流れを決めたがタックルに関しては。
この試合は大きなテストマッチでした。経験豊富な選手たち、質の高いラグビー選手たちがプレーするテストマッチです。こういう試合は一瞬の勝負になる。たくさんタックルをしたと思いますが、外れることもあるし、結果はこうです。言いたいことはそれだけです。
ーー4年間、強化の環境や時間がもっと欲しかったか。
そうでもない。ラグビーのコーチとして、いろいろなことに対処しなければならない。この4年間、私にとってはパンデミックがあった。ラグビーが止まったしすべての話が止まった。特に(コロナの話題は)日本ではメディアで大きく取り上げられました。