トンガ戦前日練習レポート「精神面が問われる試合になる」 | ラグビージャパン365

トンガ戦前日練習レポート「精神面が問われる試合になる」

2015/08/03

文●斉藤健仁


8月2日、3日11時(日本時間4日3時)からパシフィック・ネーションズカップ(PNC)の3~4位決定戦・トンガ代表戦を控えた日本代表は10時(現地時間)過ぎよりカナダ・バーナビ-にあるスワンガードスタジアムで前日練習を行った。30分ほど軽く調整を行い、PNCの最終戦に備えた。

「精神面が問われる試合、ワールドカップに向け成長しなければならないという危機感が自発的に芽生えるか」――エディー・ジョーンズヘッドコーチ

――トンガ代表戦で見たいことは?

ジョーンズHC ワールドカップ(W杯)の準備の一つの試合です。トンガ代表はサモア代表に似ているチームなので良い経験になると思います。以前から言ってきましたが、すべてのポジション3つのオプションがあります。今回はそのオプションを試す機会です。この前の2試合は、今までと違う形でやったので、自分たちのナチュラルな形で戦いたい。

また選手たちのアティチュード(姿勢)の変化を見たい。ワールドカップ(W杯)に向けてどのくらい成長しなければいけないかという危機感は選手自身から芽生えないといけない。今まで満足する形で成長してきましたが、さらにステップアップしなければならない

これからW杯に向けて、どのチームも3%成長するチャンスあります。その3%を成長したチームがW杯で勝てます。特に世界ランキングか近いチーム同士、それは日本代表(世界ランキング13位)にとっては(W杯で同組の)スコットランド代表(10位)、サモア代表(9位)、アメリカ代表(16位)にあたりますが、日本代表が3%上達すれば、3試合中3試合に勝てる可能性がある。その成長ができないと、試合に勝てずに、過去の日本代表と同じような結果になってしまう。

 それができるかどうかは選手たちにかかっています。どれだけハードワークして、成長したいか、選手たちの気持ち次第です。

 

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