ラグビーワールドカップ2019、優勝候補の一つ南アフリカとのテストマッチが初キャップというHO北出卓也(サントリー)。本番を前に得た「最強国」とのフィジカルバトルは、大きな自信とともに課題も突きつけられた。
そこまで意識はしていなかったけど、やっとスタートラインに立てた
思いっきりやるだけだと思っていました。思っていたより緊張しました。最初にミスしてしまったのでそこは糧にして頑張っていきたい。
――アップのとき顔が硬かったように見えました。緊張していた?
そうですね。自分ではそんなでもないんですけど、まわりからも固いと言われたので緊張していたかなと。
――スクラムの場面でピッチに入りました。どんな思いでしたか。
リザーブの(中島)イシレリとアサ(ヴァルアサエリ愛)と3人とこういうスクラムを組むというのは試合を見ながら話をしていたので、それをしっかり入った時にヴァルもいたので、そこはしっかり組むことができたと思います。それはよかった。
――スローイングも良かったですね。リザーブで見ていてプレッシャーがかかっているなと見えていました?
身長も高く、腕も長いのですごいプレッシャーだなと思ってみてました。
――初キャップでした。
今までいろんな人に支えてもらってこうしてピッチに立てたことは感謝しなければいけないと思ってプレーしました。すごくいい経験ができました。
――しかも相手はワールドカップ優勝候補の南アでした。
まわりからもファーストキャップ、南ア、すごいなあ。緊張するなあ。といわれましたけど。