課題のディフェンスでも存在感を出したい―ロシア戦直前レポ・LO姫野和樹 | Rugby Japan 365

課題のディフェンスでも存在感を出したい―ロシア戦直前レポ・LO姫野和樹

2018/11/24

文●編集部


ウヴェの負傷により、LOとして出場する姫野和樹。サンウルブズ以来となる。オールブラックス、イングランドと世界のトップレベルと対等に渡り合えた自信と、さらなる進化を求め突きつけられた課題。LOとしてセットプレーなど、フィールド内での重要な役割を果たしながら、真骨頂である「縦の突破」をロシア戦でも見せてくれるだろう。

――ロシアについて


ロシア側のラグビーも映像で見ていますし、おそらくフィジカルで来ると思います。スローなゲーム展開を望んでいると思います。そこは、相手と付き合わずに自分たちの強みであるスピードを出してアタックをしていきたい。


――このツアーで長期にわたって練習をやってきた中で個人的に自信になっていることはありますか?


最初、この代表の合宿に入る時は、ケガをしていたので、別メニュー調整でした。ニュージーランド戦から復帰しましたが、一度ケガをしてしまうと、体の俊敏性であったり試合勘については、なかなか取り戻せないように感じたけれど、ハードな練習をやってきたことで、自分の体の感覚とか、いい状態にあがってきたことはイングランド戦で感じました。今週一週間もいい準備をして、いい状態で過ごせているのでロシア戦にむけて自分の体の調子もいい感じですし、チームの状況もよいと思います。

――久々にLOでの先発となりました。LOとして、違った練習をしたと思います。どんな心境で試合に臨みますか?


LOはサンウルブズ(で出場した)最初の時からやっていなかったので(注=3月24日のチーフス戦が最後)、この一週間、それを思い出しながらやっていました。LOでもFLでもNO8でも自分の自分の持ち味はボールキャリーなので、フィールド内での役割は全然は違いますが、ボールキャリーを活かせたらと思っています。セットプレーでの大事な役割も、LOだと必要なので、そこでしっかり仕事をしたいなと思います。

ーー練習でスクラムを組んだ感覚は?
(スクラムは)良かったと思います。(チェルトナムの)練習会場がすごくぬかるんでいて、滑ったりしていましたが、このグラウンドでやった時は引っかかりも良かったのでいいスクラム、いいプッシュができると思います。


――ツアーの最終戦、ワールドカップの開幕戦の相手との試合になります。どんな意気込みで臨みますか


最終戦ということですし、今まで勝ちがないので、チームとしても、僕自身としても「勝ちたい」という気持ちが強いです。ロシアはワールドカップの初戦の相手ということでここでメンタル的にもダメージを与えておくということが、大事かなと思っています。

フィジカルで圧倒してくるという相手の強みに対して、受けてしまわずに、相手の強みをひっくり返すくらいのダメージを与えることができれば、ロシアとしても焦ってくると思いますし、自分たちの自信にもつながると思います。

そういった意味では、ワールドカップ初戦のロシアに対して、どこまでやれるかというのは非常に楽しみです。


――ニュージーランド戦とイングランド戦で、相手に何度も倒されてもすぐ起き上がってまたアタックするというプレーが何度も出ていました。アタックについての自信は?


すごく持っていますよ。今シーズン、サンウルブズでもずっとやってきて、アタックの面に関しては、ジェイミー(ヘッドコーチ)からも評価してもらっていますし、自分の強みだと思っています。そこは前面に出せていると思います。これからも続けてやっていきたいと思いますし、課題のディフェンスについても存在感を出していきたい。


――ブレイクダウンはチームとして一つの課題となっているかと思いますが、明日の試合ではどう取り組んでいきますか?


ブレイクダウンではニュージーランド戦で、自分たちの弱みとして出てしまったので、そこについてはイングランドに入ってから、嫌というほど練習でやってきました。相手の選手よりも速く入るということが大事で、ボールキャリアに対しても明確なコミュニケーションをしてあげることによって、クリーンアウトしやすくなりますし、そういう部分は改善してきているので、ロシア戦でもいいブレイクダウンができると思っています。

ただ、イングランド戦では後半あたりからブレイクダウンの質が落ちて、相手にジャッカルされてしまったので、ロシア戦での目標は80分間、しっかりファイトし続けることです。


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