テストマッチ8連勝中の「レ・ブル」ことフランス代表は、35°を超す灼熱の豊田スタジアムで日本代表と対戦。若い選手中心の布陣で前半日本のスピードにプレッシャーを感じる場面もあったが、後半先にスコアすると落ち着きを取り戻し、そこから連続トライで引き離し42－23で勝利。テストマッチ9連勝を果たした。試合後、ファビアン・ガルティエHCは「バーバリアンズから続く試合ということでまずは目の前の試合に集中することが非常に重要だった」と話した。

ファビアン・ガルティエヘッドコーチ

――難しい試合、前半苦しんだが後半はスムーズにうまくいった


まず、勝利、目的は勝つことで、それが達成できました。また、内容的にも、ポジティブな要素はたくさんありました。前半は、非常にいいラグビーをする日本に対して、選手たちは自分たちのやるべきことをやっていました。このチームは、平均年齢が25歳と若く、それはシックスネーションズでグランドスラムを獲得したチームとほぼ変わりませんが、チームとしての経験は浅い。若いチームなので、前半に起きたことを理解し、対応する能力が高いことが印象に残りました。その後、いいプレーができました。

――後半にメンバーを変えた。技術面で何をかえた？


特に日本の強度が高かったことがありますが、いろいろな原因があって、我々がやりたかったことと、できなかったことを調整しました。接点やディフェンスのポジショニング、ポゼッション、ボールキャリアへのサポート、オフェンスの切り替えで少し遅れをとっていました。