7月9日、日本代表とのテストマッチを2連勝で終えたフランス代表。ファビアン・ガルティエヘッドコーチは「バーバリアンズでのイングランド戦、日本との2試合、計3試合全てに勝つことがこのチームの目的だった」と話した。若手中心で挑んだフランスは「負けない強さ」を見せ、2023年の自国開催での優勝に向けたチーム力の強化というプログラムは確実に進んでいることを感じさせた。
フランス代表 ファビアン・ガルティエHC
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ファビアン・ガルティエHC
――この"辛勝"をどのように分析するか?
8点差で迎えた後半での逆転劇は、誰もが認めるように非常にタフなゲームでした。まず、ハーフタイム直前にトライを許しリードされている状態でロッカールームに戻ったのは今シーズン初めてです。若いチームなので、彼らがどう対応するのか、興味深かった。そして、後半は13点をとりました。彼らは乗り越えて、強い局面を作り出したのです。私たちにとって大事なのは勝つことだった。ベンチの選手たちがエネルギーを発揮してくれたおかげで、後半はポジティブなことがたくさんあって、この試合に勝つことができました。
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バティスト・クイユー
――SHバティスト・クイユの投入はどうだったか?
彼は他のフィニッシャーと同様、非常に良いスタートを切った。たくさんのエネルギーをもたらしてくれた。もちろん、彼のトライは誰もが認めるものです。しかし、それだけでなく彼はディフェンスの存在感もある。彼は先週のテストマッチでもそうだったように、いい入りをしました。