1月3日、第103回全国高校ラグビー大会は準々決勝4試合が行われた。Aシード・東福岡(福岡)は、終始リードする展開で60分を戦い抜き、茗溪学園(茨城)を26-10で破り、11大会連続4強入りを果たした。再抽選の結果、準決勝では佐賀工(佐賀)との九州対決となった。
東福岡が前半8分にSO井上晴生のトライで先制すると、茗溪学園もスクラムでペナルティーを獲得し敵陣に入ると、その後ラインアウトからモールを押し込みHO川村航平がトライ。
追いつかれた東福岡は25分、相手ボールのラインアウトをターンオーバーし、SH利守晴がトライを決めて12-5とリードして前半を終えた。
後半最初にスコアしたのは東福岡。12分、NO8高比良恭介キャプテンのゲインから敵陣に入ると、フェイズを重ねLO坪根章晃がトライ決め19-5とリードを広げた。
追いかける茗溪学園はペナルティーからリズムがつかめずにいたが、CTB田村優太郎のビッグゲインから敵陣に入ると、途中から出場したPR大畠弘成がトライを決めた。直後のコンバージョンが決まれば7点差だったが、決まらず9点差のままゲームは終盤へ。