10日、第104回全国高校ラグビー大会東京都第1地区・第2地区の決勝2試合が秩父宮ラグビー場で行われた。第1地区は目黒学院が45₋12で成城学園に勝利し、5大会連続23回目の花園出場を決めた。第2地区は國學院久我山が27₋10で早稲田実業との接戦に勝利して2大会ぶり44度目の花園行きの切符を掴んだ。
目黒学院 竹内圭介監督
――試合を振り返って
ホッとしています。こだわってきたブレイクダウン、ディフェンスの成果が出た試合かな。(この1年)ブレイクダウン、ディフェンスに特化してやってきたので、この試合でも出せた。
――試合前に選手たちには
楽しめ!と声掛けをした。楽しんでいたと思います。
――花園に向けて
予選もそうでしたが、一つ一つ勝ち上がったので、花園でも組み合わせが決まったら1つ1つ戦っていきたい。
SO石掛諒眞キャプテン
――優勝しました。感想は?
めちゃめちゃ嬉しいです。 今日、勝てたことで同じ仲間たちとまだラグビーができるので嬉しい。成城学園さんは一人ひとりのスキルが高くて受けてしまう部分もあったが、しっかりディフェンスで圧力かけて自分たちのラグビーをやっていこうとした。
――今日の試合を振り返って
ディフェンスでしっかり破らせないことと、良いディフェンスができたら、その後のブレイクダウンを乗り越えるという自分たちの持ち味が出せた。自分たちはいろんなことを犠牲にしてやってきたので、しっかり花園に向けて準備して、応援してくれた人に恩返しができるようなプレーがしたい。
――花園に向けて
自分たち目黒学院はディフェンスのチームなので、ディフェンスで圧倒して、その後、アタックで圧力をかけたい。アグレッシブにやっていきたい
國學院久我山 土屋 謙太郎監督
――試合を振り返って
昨年(花園に)出られなかったこともあって、この1年間、やってきたことが今日は形で証明できたのかな。素直に嬉しいです。(この1年)個々の強さ、コンタクト、ディフェンスを基本にして、チーム全体でレベルが上げられるようにやってきました。まだまだのところがあり、後半のスコアに課題が残るが、1つの目標にしてきた試合なので、一区切りで(勝てて)一安心です。
――選手たちには言いたいことは
また明日から良い練習をしたいねと選手に言いたい。
――花園に向けて
継続するべきところは継続して、アタックは良い面もあったが、後半取り切れなかったところはシンプルに整理して、真っ向勝負できるチームを作りたい
國學院久我山 CTB齋藤航キャプテン
――優勝した感想は
一番は(勝てて)ホッとした気持ちです
――この1年、やってきたことは
ベーシックなところ、ディフェンスではタックルで刺さり続けて、アタックでは縦に強くといったところの徹底が今日の結果につながったかな
――昨年の悔しさ
本当に昨年の11月12日に負けて(花園に出場できなくて)悔しくて、今日 この日のために1年間、やってきたといっても過言でもない。ラグビーはチームとして個々の強さはもちろん、全員がまとまらないと勝てないのでチームワークを高めて準備してきました。
――花園に向けて
一番、身体が張れるようなキャプテンでいたいです。今日は今日の結果を喜んで、明日から花園に向けて準備していきたい。花園では相手を一発で倒すタックルや、チームとしてFWの強みを活かした久我山らしいラグビーをしたいです。