太陽生命カップ2017・中学生の部決勝は東海大仰星高校中等部と京都市立勧修中学の関西勢同士の戦いとなった。
勧修中が、2分、FB吉野遼(3年)のトライで先制するも、仰星がWTB大畑亮太(3年)とLO水野大志(2年)のトライで逆転する。前半終了間際の20分、勧修中は自陣でのマイボールスクラムからボールを繋いで前進。ブレイクダウンでも相手のプレッシャーを受ける前にクイックボールを出してゴール前に迫る。最後はSO/WTB中川湧眞(3年)がトライを決め12−12の同点として前半を終える。
勝負の後半、ギアをあげた仰星は2分、PR前川直哉(3年)がゴール前の密集からボールを持ち出すと相手ディフェンダーに絡まれながらも突進し、最後は左手一本でトライ。さらにWTB河村凌馬(3年)のコンバージョンも決まって19−12とする。このトライで流れを引き寄せた仰星は、相手の裏スペースにボールをキックし、エリアマネジメントで優勢に試合を進める。