ラグビーワールドカップ2023・フランス大会、プールD、イングランド代表とサモア代表の一戦は歴史的な接戦となった。結果は18-17でイングランドが勝利。全勝でプールD・1位を決めた。敗れたサモアは4位が確定し今大会を終えた。
イングランドはキャプテンのオーウェン・ファレル、レッドカード明けのFLトム・カリーが戻ってきて、ベストメンバーを揃えてきた。その相手に対して、序盤先制を許すも、その後は終始ペースを掴んだサモアが優位に試合を進めていた。
2023/10/08
文●編集部
ラグビーワールドカップ2023・フランス大会、プールD、イングランド代表とサモア代表の一戦は歴史的な接戦となった。結果は18-17でイングランドが勝利。全勝でプールD・1位を決めた。敗れたサモアは4位が確定し今大会を終えた。
イングランドはキャプテンのオーウェン・ファレル、レッドカード明けのFLトム・カリーが戻ってきて、ベストメンバーを揃えてきた。その相手に対して、序盤先制を許すも、その後は終始ペースを掴んだサモアが優位に試合を進めていた。
タフな試合でした。正直に言えば選手たちのことを思うと胸が張り裂けそうになる。彼らはもっと多くの価値があったと思うし、我々は勝利を得るために十分だった。スポーツというのは残酷なもので、そうはならなかった。
私達がここに来てから4試合目までにベストなプレーができているのは偶然ではない。私達は真摯にプログラムを見直す必要がある。やるべきことはたくさんあるが、明日に備えていきたい。
――ティア1との試合ができるかどうかについて
ワールドカップの順位に関係してくると思う。しかし、残念ながらパフォーマンスだけでは十分ではない。しかし、イングランドのようなチームに対して、このレベルで競争力を発揮できることを示すには十分だと思う。
――パフォーマンスについて
プライド、誇りに思うという言葉は控えめな表現だ。ほとんどの面で圧倒していたと思う。オープンフィールド、特に広いチャンネルでスペースを開けることができたし、70分間イングランドを止めることができた。
――イングランド代表・マヌ・トゥイランギについて
私達はマヌと彼の功績をとても埃に思っている。彼がどのジャージを着ているかは関係なく、私達は常に彼をサモア人だと主張します。
――キーポイントだった場面は
もしあの2つのトライのうち1つでも決まれば勢いにのっていたと思う。自陣22mであれだけ長い時間ディフェンスしていれば何かが起こるはずだ。