ソニービル・ウィリアムズデビュー戦は黒星。NTTコムが後半の逆転でパナソニックから金星! | ラグビージャパン365

ソニービル・ウィリアムズデビュー戦は黒星。NTTコムが後半の逆転でパナソニックから金星!

2012/09/10

文●大友信彦


9月9日。札幌の月寒ラグビー場には、2200人の観衆に加えて、多くのメディアが詰めかけた。目玉は、世界のラグビー界が注目する男、ソニービル・ウィリアムズ(SBW)の日本デビュー。

世界を震撼させたオフロードは、日本でも炸裂するのだろうか?

SBWとNTTコムのツイランギは試合中、スリリングなマッチアップを繰り返した

SBWとNTTコムのツイランギは試合中、スリリングなマッチアップを繰り返した

試合は8分、NTTコムSO君島良夫のPGから動き始めた。
15分、パナのWTB山田章仁が、右ハーフウェー付近のスクラムから逆サイドに走り込み、50mを一気に駆け抜けて、両チーム最初のトライ。23分には、相手ゴール前まで突進したSBWが、相手タックルを受けておいて、腕をねじって逆手で放す、自分の代名詞であるオフロードでFL西原忠佑のトライをアシスト。いきなりのお家芸爆発に、北の町の観衆からどよめきがあがった。
31分には田邉がPGを加え、17-3で前半を終えた。

前半、両チーム最初のトライを決めたWTB山田章仁に駆け寄り祝福

前半、両チーム最初のトライを決めたWTB山田章仁に駆け寄り祝福

トライ数3-0。ボール支配率も、パナソニックが圧倒していたように見えた。

しかし、後半、ゲームは様相を変える。
「前半はあえて風下を取った。あの風の中で、17-3で折り返したのは十分許容範囲内。選手には『前半は予定通りだ。このパナに、この逆風でここまでやれたのは上出来、完璧だ』と伝えました」とNTTコムの林雅人監督。一方、パナソニックの中嶋則文監督は「ボールキャリアがきっちり前に出ていないから、ボールを外へ動かしても、プレッシャーを受けていた。前に出よう」と指示。

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