ついに、11月1日、マオリオールブラックスとの対戦を迎えたエディジャパンことラグビー日本代表。試合を前に宮崎で行われた直前合宿はこれまでにない過酷なものとなった。エディジャパン全試合を取材する斉藤健仁氏がその様子とともに、注目選手や試合のキーポイントを紹介する。
いよいよ11月1日(土)に、ラグビー日本代表は兵庫・ノエビアスタジアム神戸でマオリ・オールブラックス(以下マオリAB)との第1戦を迎える(ジャパンフィフティーンとして対戦。マオリAB戦は、事前の取り決めで「日本代表」として対戦するため、日本代表資格を有している選手しか出場することができない)。
10月21日から30日まで行われていた宮崎合宿を25日と26日に見学しましたが、土曜日の夜に行われた練習は、私が今まで見た中で一番激しい練習をしていました。コンタクトスーツこそ着ていましたが、春合宿あたりから見られた、アタック&ディフェンスを1時間ほど続けていました。時折、エディ・ジョーンズHCが笛をふき、ボールを蹴るなどして、いろいろなシチュエーションを作り出していました。