1月24日、ホンダヒート・グリーンスタジアム(栃木県・宇都宮市)で行われたNTTリーグワンD1第6節で、三重ホンダヒートが昨季連敗を喫した浦安D-Rocksを32-23で下し、栃木でのホストゲームの初陣を白星で飾った。
試合は前半、浦安が序盤にペナルティゴールで先行するも、三重がSH土永雷やFLフランコ・モスタートらのトライで逆転し15-13で折り返す展開に。後半は三重が主導権を握り連続トライで差を広げ、終盤に浦安の反撃を受けながらも32-23で勝点5を獲得し、今季初勝利となった。
2026/01/25
文●野辺優子
三重ホンダヒート キアラン・クローリーHC

三重ホンダヒート、キアラン・クローリーHCとフランコ・モスタート
最終的な結果には、もちろん大変満足しております。過去5週間、我々はかなり良いラグビーを展開してきたと感じておりましたが、なかなか思うように物事が進みませんでした。本日も、少なくとも序盤は、また同じような展開になるのではないかと懸念しておりました。最初の20分間で、7回のペナルティを与えてしまいました。レフリーの判定基準を理解するのに少し時間がかかりましたが、調整後は粘り強く戦いました。選手たちは、我々が目指しているラグビーを最後までやり切ってくれましたし、その姿勢を誇りに思います。この勝利が、シーズンを前進させるきっかけになればと思いますし、チームにとって大きな自信になるはずです。

ホンダヒートグリーンスタジアム
――宇都宮の試合について
宇都宮は素晴らしいスタジアムで、ホンダを後押ししてくれる多くのサポーターの存在を強く感じました。今週は少し早めに現地入りし、環境に慣れながら良い準備ができたと思います。2週間後にも再びここで試合があるので、今回の経験を次につなげていきたいです。

キアラン・クローリーHC
鈴鹿と宇都宮はスタジアムの形や規模こそ違いますが、どちらにも素晴らしいファンがいます。ピッチのサイズは同じですし、どこでプレーしても求められるものは変わりません。現在、2つのホームグラウンドを持てていることは非常に恵まれていると感じています。良いパフォーマンスと結果を続けることで、これからも多くの方に足を運んでもらえればと思います。
LOフランコ・モスタートゲームキャプテン

フランコ・モスタート
本日の勝利、特に栃木・宇都宮での初勝利を大変嬉しく思っております。チームとして大きな意味を持つ勝利です。素晴らしい雰囲気でした。ラグビーへの熱意がファンの方々に感じられ、多くの方々にご来場いただき、応援してくださったことは本当に素晴らしいことでした。今週の早い段階で現地入りしたことが、十分な準備につながりました。この街はとても素敵です。寒さはありますが、慣れていくでしょう。全体として、私たちにとって非常に良い経験となりました。
プレーの観点から言えば、最も重要なのはファンの皆様に良いラグビーのパフォーマンスをお見せすることです。それが毎週私たちを奮い立たせる原動力です。
――栃木での試合
今週は早めに現地入りし、スタジアムや環境に慣れながら準備を進めることができました。街の雰囲気も良く、チームとして良い時間を過ごせたと思います。
私たち選手にとって一番大切なのは、応援してくださるファンの皆さんに、良いラグビーを見せることです。鈴鹿には長い歴史とレガシーがありますし、宇都宮でも新たに多くのファンの方々とつながれることを嬉しく思います。
どこでプレーするにしても、やるべきことは同じです。毎週少しずつ成長し、良いパフォーマンスを続けていくことで、これからも多くの方に応援していただけるチームでありたいと思います。
浦安D-Rocks グラハム・ラウンツリーHC

藤村琉士キャプテン、グラハム・ラウンツリーHC
私たちは自分たち自身を見直さないといけないですね。特に規律の部分です。イエローカードは実際に私たちに大きな影響を与えました。特に第3クォーター(後半最初の20分)です。ハーフタイムまでは接戦でしたが、第3クォーターで試合の流れを失いました。ボールを勝ち取ること、そして15人全員でフィールドに立ち続けることについて、何をより良くできるかを振り返ります。試合内容を改善していきます。

小西泰聖
――試合前、対戦相手のヒートに対してどのような展開を予想していましたか?
相手は必死に戦ってくるチームだと予想していましたし、実際にその通りでした。
彼らはゴールを狙うキックを選ばず、タッチを選択してきました。彼らは私たちを崩そうとしてきましたし、非常によくプレーしていました。相手を称えるべきだと思います。
一方で、私たちは自分たちが何を改善できるかを見なければなりません。チームとしての一体感はありましたが、注意深く振り返ると、流れに乗り切れない部分がありました。
後半に入って、相手は勢いを増し、より激しくなりました。私たちは相手より劣っていた部分がありました。試合へのコミットメントについて、あまり多くは語りませんが、この試合で気づいたのはフィットネスの問題です。後半、相手はより多くの攻撃を仕掛けてきました。この試合から多くの学びを得たいと思います。
――今季これまで良いプレーをしていた山中選手が、この試合では出場しませんでした。
その理由は何でしょうか?
選考上の判断です。選手は毎週必ず出場できるわけではありません。彼は今シーズン、チームにとって良い働きをしてくれています。ただ今週は、そのポジションで別の選手を試すことにしました。それはチームとして正当な判断です。
――最初の6試合(最初のブロック)を終えて、どのように評価しますか?
まだチームとして成長の途中です。状態は悪くありません。トレーニングにはしっかり取り組めていますし、チームの中には良いエネルギーがあります。試合の一部では、自分たちが何ができるのか、そして戦う姿勢を示すことができました。ただ、まだ安定感という面では学びの途中です。チームは、プレッシャーのかかった場面でどう振る舞うかによって評価されるものです。その点について、私たちはまだ自分たちを理解している段階だと思います。
浦安D-Rocks HO藤村琉士キャプテン
自分たちからボールを大事にできなかった部分がありました。ラボールキャリーや、その周辺の判断でミスがありました。その結果、シンビンが出てしまって、そこは正直かなり苦しい部分でした。でも、そこは言い訳にはなりません。
――シーズン最初の6試合が終わりました。この3試合をどのように振り返りますか?
今年は去年とは違う入り方をしているシーズンで、良いエネルギーがありますし、良い練習も積めています。リーグ全体を見ても、どのチームも力の差が小さくなってきています。だからこそ、一試合一試合、しっかり準備しなければならない非常に厳しいリーグだと思います。ただ、その分、この環境の中で学べることも多いと感じています。

