2シーズン目を迎える「NTTジャパンラグビーリーグワン」が、12月17日(土)に開幕した。東京・秩父宮ラグビー場ではリコーブラックラムズ 東京と、今季昇格した三菱重工相模原ダイナボアーズが対戦した。
試合は前半ブラックラムズが攻めるもなかなかトライを取りきれない。17分にSOアイザック・ルーカスのPGで3-0と先制するも、ダイナボアーズは20 分にラインアウトから近場でつないで、今季ディビジョン1のファーストトライとなる、新加入の7人制東京五輪代表SO ヘンリー ブラッキンのトライで逆転。さらにダイナボアーズはPGと前半終了間際の41分にもSOブラッキンのトライで3-17とリードして試合を折り返す。
後半に入ってもダイナボアーズが13分にモールからFL坂本侑翼のトライで3-22と先に点を取って引き離し、さらに25分にFBアライアサ 空ローランドのトライで追加点。
ブラックラムズも34分にWTBネタニ ・ヴァカヤリアのトライで点を返すも結局8-34でダイナボアーズがディビジョン1初勝利を飾った。
プレイヤーオブザマッチには2トライのダイナボアーズSOブラッキンが受賞した。
SOヘンリーブラッキン
昇格して初めての試合でいいスタートが切れた。自分たちのやりたいラグビーを見せることができた。(トライは)FWの安定したセットピースのおかげで取れたので感謝している。FWが前に進めてくれるのでSOとしてはやりやすいし楽しめた。