第12節でトヨタヴェルブリッツは、東芝ブレイブルーパス東京との「5位・6位対決」に敗れ、上位4チームが出場できるプレーオフ進出がかなり厳しくなった。試合後、姫野和樹は肩を落とした。
この試合、姫野自身は2トライ、攻守にわたり、20度を超す厳しいコンディションの中でもプレーでチームを鼓舞した。試合後の記者会見で、「選手のエフォートはすごく良かったですし、気持ちも入ってました。トヨタらしさというのも出ていた部分もありますし、そこに部分に関してはすごくよかった。ただ、エフォートのところだけでは、やはり試合に勝てないので、もっと自分たちのラグビーを突き詰めないといけない」と話した。
1点差まで追いあげた直後にトライを返されたり、試合の重要な局面で「勝ちきれない」場面が多かった。「(チームが勝ちきれない要因は)若い選手が多いのが一つの要因かなと思っています。まだまだこれから経験を積んで、伸びていく選手がプレーしています。こういうゲームで勝ち切るために「勝つ癖」というのをもっともっとつけていかなければいけない。」(姫野)