フロントローで戦うルーキー、明治・佐々木大斗(常翔学園)、早稲田・平山風希(大分東明) | ラグビージャパン365

フロントローで戦うルーキー、明治・佐々木大斗(常翔学園)、早稲田・平山風希(大分東明)

2025/10/15

文●斉藤健仁


9月に開幕した大学ラグビー関東対抗戦。開幕戦こそ黒星だった明治大だが、その後は青山学院大、そして10月11日の日本体育大に2連勝で順位も3位に上げてきた。

一方、早稲田大は開幕から連勝し、10月11日にはともに2連勝中の筑波大と激突したが39-13で勝利し、3連勝で帝京大と首位を争っている。

そんな中、明治大は1年生PRの佐々木大斗(常翔学園)が先発し、初めて紫紺のジャージーに袖を通した。また早稲田大は高校日本代表だったPR平山風希(大分東明)が後半最後に、初のアカクロジャージーを着て出場を果たした。

試合後、明治大と早稲田大の1年生右PRに初めての公式戦の感想を聞いた。


明治大1年 PR佐々木大斗(常翔学園出身)

佐々木大斗

佐々木大斗


――初の紫紺のジャージー、しかも3番を着て先発しました。

めっちゃ、緊張しましたが、先輩たちにサポートするからいつも通りプレーしろと言われた。それでも緊張が勝っちゃって固いプレーでミスをしてしまったが、セットプレーでは良いところを見せられたかな。

(明治大の)紫紺のジャージーを着ることが夢だったので、嬉しいですし、これからも着続けられるような選手になりたい。


――高校と大学ではスクラムのルールが違うが、慣れてきた?

最近、ちょっと明治大のスクラムをつかめてきて、今も頑張っています。高校までは一人でずっと組んでいたが、8人で組むという意味をしっかり組むというところでは時間がかかった。ただ早稲田大とのジュニア戦くらいから(8人で組むという)感覚を掴み始めていて、そこから今もどんどん改善中です。

――他の1年生の選手が出場して焦りとかはなかった?

なかったです。しっかり土台のところをと思っていました。こんなに早く紫紺が着られるとは思っていなかったので、出るなら頑張ろうと思った。

――今後に向けて

セットプレーはもちろん、フィールドでも活躍できるような3番になれるようになりたい。頑張ります!

早稲田大1年 PR平山風希(大分東明)

平山風希(中央)

平山風希(中央)


――後半、最後に出場し初のアカクロジャージーでしたね

もうちょっと時間がほしかったですね。もうちょっと出たかったです。

――高校と大学ではスクラムのルールが異なるが、慣れてきた?

(大学に入った)最初はスクラムがうまく組めなかったが、今は自分の組み方で組めるようになったので良かったです。

――今後に向けて

次の試合も出られるように、改善点などを見つけて頑張っていきたいです。

斉藤健仁
スポーツライター。1975年4月27日生まれ、千葉県柏市育ち。印刷会社の営業を経て独立。サッカーやラグビー等フットボールを中心に執筆する。現在はタグラグビーを少しプレー。過去にトップリーグ2チームのWEBサイトの執筆を担当する。リーグワン、日本代表を中心に取材。

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